揺れる気持ち-2
――肩に手が置かれて夏輝は目を開けた。
「夏輝さん、少しは気分、良くなった?」秋月の顔が目の前にあった。
「え? は、はい……」
「僕が貴女の身体を癒してあげましょう。」
秋月はそう言うと、夏輝の両頬を手で包み込み、そっと唇を重ねてきた。
夏輝は目を見開いたが、抵抗しなかった。そればかりか、柔らかな秋月の唇の甘い感触に彼女は身体を熱くし始めた。
口を離した秋月は、制服越しに夏輝の乳房に手を当て、柔らかく揉み始めた。
「あ、秋月巡査長……」
「『遼』って呼んでもいいですよ。僕のこと」秋月はそう言って、その行為を続けた。夏輝の身体中が熱を持ち、額に汗が滲み始めた。
秋月の唇が再び夏輝の口を塞いだ。そして手が彼女のスカートの裾から太股をはい上がり、ショーツの隙間から二本の指が秘部に侵入してきた。
「んんんんっ!」夏輝は口を塞がれたまま呻いた。
秋月の指の一本は、夏輝の茂みの下の小さなつぼみを柔らかく撫で、もう一本は豊かに潤った谷間の中で細かく震えながら動いた。
小さくぬちゃぬちゃと音がした。夏輝の興奮は一気に高まった。
そして夏輝は上り詰めた。
「んはあっ!」
秋月が口を離した途端、夏輝は身体をぶるぶると大きく震わせて仰け反った。
「気持ち良かった? 夏輝さん」秋月はまた優しい目で夏輝の顔を見た。
「遼さん! あ、あたしも!」
夏輝は焦ったように秋月のズボンのベルトを緩め、ジッパーを下ろした。そしてしっとりと汗ばんだ彼の下着から太く、大きくなったペニスを取り出した。
「あ、な、夏輝さん!」
夏輝は秋月の股間に顔を埋め、彼のものを頬張った。そして唾液をしたたらせながら夢中で口を上下に激しく動かした。
「なっ! 夏輝さん! だ、だめだ!」
秋月は喘ぎ始めた。
「イ、イく! イくっ! 出るっ!」秋月が大声を出して身体を仰け反らせた。
その若い警察官の身体がびくん、と大きく跳ね、同時に夏輝の口の中に強烈な勢いで熱い液が迸り始めた。
「うあああああーっ!」
夏輝がくわえたままの秋月のペニスはびくびくと大きく脈動し、口の隙間からどろどろした白い液が溢れ続けた。
「夏輝さん、夏輝さんっ!」