捨て子 アーシャ-3
*
「アーシャ来なさい」
身体を舐めさせるビスカ
身体からアーシャの唾液の臭いが消える日はない程舐めさせた
でも、上半身だけ
いつもパンツは履いたままだ
舐めて欲しい…
きっと嫌がりはしないだろう
でも……と悩むイライラをアーシャにぶつけるしかなかった
そんな自分に嫌気が差し、ついに覚悟を決めた
もっとも自分が傷付かず、アーシャが傷つく方法で…
ビスカはアーシャをペットだと思う事にした
人間だと思わなくなると不思議と自分をさらけ出す事が出来、満足していたが、刺激が足りなかった
感情を出さないアーシャ
自分だけが喘ぐだけ
違う
こんな事をしたいわけじゃない
そうか
アーシャはまだ自分を人間だと思っているんだ
自分がペットだと分かれば感情をさらけ出してくれる
どんどん、ビスカは歪んでいった
家族が止める程に…
*
家では服を着る事を許さず、首輪をつけ、ご飯も犬用の皿に盛り付け床で食わせた
言葉も話す事は許さない
「ビスカ、やめないか…いくらなんでもおかしいぞ」
あの父までもがアーシャに同情する
「うるさい!黙ってて!」
誰の言葉もビスカには届かない
そのうち、家族も見捨て、何も言わなくなる
「アーシャ、ダメでしょ、残しちゃ」
ご飯を残すアーシャに無理やり食わせる
段々と感情を出す様になるアーシャ
恐怖という感情を…
*
それから暫く経ち
アーシャは言葉を話す事を許されるが以前のアーシャではなくなっていた
よく話す様にはなるが
恐怖に縛られ、言う事を聞くだけの存在
その頃には父もアーシャをペットとして見る様になり、身体の関係も頻繁にあった
「ビスカ今日はどうしようか?」
父はアーシャをどっちが使うか聞く
「お父さんは昨日したでしょ、今日は私よ」
アーシャを連れ、部屋に戻るなり服を脱ぎすてる
「朝まで舐めるのよ」
舐められながら快楽の中で眠るのがビスカの楽しみの一つだった
起きてアーシャがまだ舐めているのが堪らないらしい