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LADY GUN
【推理 推理小説】

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失踪-3

 その日、捜索したが見つからなかった知佳。心配しつつも勤務を終えて帰途につく多英。するとアパートの前に人影が見えた。
 「知佳…?」
暗くてはっきりとは分からなかったが何となく知佳に見えた。その人影が多英を見つけると逃走した。
 「ま、待って知佳!?」
慌てて追う多英。電灯の少ない道を追いかける。すると前方の車に乗ったのが見えた。発車される前に追いつこうと懸命に走る多英。何とか間に合った。
 「知佳!!一体どこに行ってたの!」
すると窓が開く。
 「何かよ〜おっ?」
 「えっ…?」
見えた顔は完全な女装男だった。びっくりした多英。
 「す、すみません…、人違いでした…」
すると女装男はニコッと笑った。
 「大丈夫よ〜。こっちには用事があるから♪」
 「えっ?」
するといきなり後部座席から覆面をした男がいきなり飛び出してきて多英を引きづり込んだと同時に車は発進した。
 「な、なんなのよ!!」
 「何だろうね?」
暴れる多英を抑え込む。
 「いい女だなぁ、おまえ。ヒヒヒ」
スカートの中に手を入れ股間を弄る。
 「きゃっ!!何するのよ!!」
抵抗する多英。
 「ヘヘヘ、気持ち良さそうだなぁ、多英ちゃんのオマンコ♪」
 「なっ…」
 「おまえの探してる知佳ちゃんとどっちが気持ちいいかなぁ?」
 「えっ!?知佳を知ってるの!?」
自分の名前も知っていた事に加えさらに驚いた。
 「知ってるも何も、昨日一晩中俺達を楽しませてくれたからね、あのギャル婦警ちゃん♪なぁ?」
運転している男が答える。
 「あのギャル婦警ちゃんが妊娠したら俺の子だぜ?中出ししちゃったからね。俺が一番最初にね♪」
 「な、何を言ってるの…?」
 「城南署の署員ならあながち嘘の話じゃない事ぐらい分かってんじゃないのか?」
 「えっ…?」
多英に恐怖が襲いかかる。城南署にとっては深い傷を残されたレイプ事件。まさかそれが再び起こっている事に恐怖を感じた。
 「いっぱい気持ち良くしてやるから怖がんなよ、な?」
そう言って多英の目と口を塞ぎ手足を縛る覆面男。怯える多英の胸をいつまでも揉んでいた。
 「知佳ちゃんの方が巨乳だな。」
いやらしい口調でニヤニヤしながら言った。
 知佳のみならず近隣の署の多くの婦警がこの日忽然と姿を消した。


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