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同級生 石崎佑香
【制服 官能小説】

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異常-1


夏休み 8月1日 午後2時

「んぁぁ・・、あぁっあぁぁ・・・」
押し殺したような少女の嗚咽とも取れるか細い声が、石崎家の2階佑香の部屋から微かに漏れ聞こえる。

天蓋のある些か少女趣味の過ぎるベットの上で、少女は細い腰をくねらせ身悶える。
傍らには自らの意志で脱ぎ捨てられた淡いブルーのパンティーが丸まり落ちている。
白いネグリジェは臍上まで捲り上げられ、下半身を露出させ恥ずかしい程に両脚は開かれている。

真夏の日中外気温はすでに32℃を超えようとしていたが、寝室のエアコンの働きで快適な温度まで中和されている。
それでも少女の顔は上気し、身体は僅かに汗ばんでさえいた。
そして何より少女の中心は、熱気を帯びている。

美しい華の外輪の花びらは充血し押し開かれ、内輪の花びらは物欲しげに淫靡な光を妖しげに放っている。
そして花芯さえ痛い程に膨らみ突起している。
日常の校内では想像すら出来ない少女の痴態。
指先では決して知る事が出来ない感触が、数珠繋ぎで少女に注ぎ込まれていく。
その快楽に諍いきれずに、自ら腰を浮かせ更なる悦びを欲してしまう。

「うぅ、あぁぁぁっ・・・」
平常時では考えられない声を上げてしまう少女。
痺れる様な感覚が全身を包み込む。

その時少女の額に心地良い冷たさが・・・
現実世界に引き戻される。

「ねえさん、大丈夫」
「ひどくうなされていたようだけど」
弟の敬人が心配そうな表情でのぞきこむ。

「け、け、敬人・・・」
佑香は驚いた様な表情で弟の敬人を見返してしまう。
そして自分の周囲を見返す。
安堵の表情を浮かべ再び瞼を閉じる佑香。
事実風邪による発熱から、佑香の身体は憔悴していた。

昨日より夏風邪をこじらせ佑香は寝込んでいたのである。
曖昧な意識の中、佑香は動揺が隠せずにいた。
いくら夢の中の事とは言っても・・・
こんな恥ずかしい夢を見てしまうなんて・・・

「ねえさん、何か食べられそう?」
再び敬人の声が耳に届く。

「ヨーグルトくらいなら・・・」
力無く答える佑香。
自らを気遣う弟に対しても、ひどく恥ずかしい夢を見た後ろめたさからか何とも気まずい。

「確か冷蔵庫の中には無かったから、コンビニまで買いに行って来るね」
「それとさっき母さんから電話があって、やはり今日は帰って来れないらしいよ」
そう言いながら、敬人はドアを閉め買い物に向かう。

混乱した頭の中で佑香は昨日の事を思い出しはじめる。
入院中の叔父が亡くなった電話と時を同じくして、佑香はベットに横たわる事になる。
両親は亡くなった叔父のもとへ向かい、弟敬人は風邪で倒れた自分と共に自宅に止まる事になる。

ヨーグルトを摂り薬を服用し再び佑香は眠りに就く。
瞼を開いたのはそれから数時間後、全身が汗ばみひどく不快な感覚から佑香は目を覚ました。
熱が引いた感覚は無くいまだ全身には倦怠感があったが、何とかシャワーだけでも浴びたい気持ちが抑えきれなかった。

ふらつく足どりで浴室に向かいシャワーを浴びる。
発熱から頭も痛く全身も怠かったが、汗ばんだ身体を洗い流せる事が心地良く生き返る感さえあった。
折角だから髪の毛も洗いたい・・・

洗髪が終わり脱衣所のところで佑香の意識が途切れる。


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