終わらない凌辱-7
二人はその後、繋がったまま長い時間をかけて舌を絡めあった。すると、硬さを失いかけていた男の一物が膣の中で再び膨らみ始めたのだ。その驚くべき精力に慌てた智美は、急いで立ち上がると結合を解いた。「もう主人が帰ってきます」と何度も男に懇願し、ようやく開放された。
男は軽くシャワーを浴びると、智美を残してバスルームから出て行った。1人になった智美は甘い絶頂を何度も迎えた身体を奮い立たせ、膣の洗浄を始めた。しかし、男が膣の一番奥で吐き出した粘っこい精液は子宮口にベットリとまとわりついていた。智美はようやく洗浄を終えると、熱いシャワーを全身に浴びた。その目からとめどなく溢れてくる涙も一緒に洗い流すように・・。
一方の男は、リビングにいた。時計を見るとすでに7時をまわっている。窓の外に吹き付ける風雨は先ほどよりもいっそう強くなっているようであり、台風が最接近しているようだった。
(もうすぐ旦那が帰ってくる時間か・・。さて、どうするか・・)
そのときだった。テーブルの上に置かれていた智美の携帯電話が鳴った。男はゆっくりとそれに近づいていき、そこに映し出されている画面を見た。音はメールの着信音であり、相手は智美の夫からだった。男は携帯を手にとって、その文面を読む。
「智美ごめん。今日は台風で電車が止まってるみたいだから会社に泊まることにしたよ。こっちは他にも何人かいるから大丈夫。家のほうはどう?戸締りだけは気をつけてね。また夜中に電話するね」
男はその文面を何度か読み直した。そしておもむろに二階へ上がると、寝室に脱ぎ捨ててあった自分の服を身に着け、すぐにリビングへと戻ってきた。智美はまだバスルームにいるようだ。
(夜はまだまだ長い・・。まずは腹ごしらえでもするか・・)
ソファにどっかりと座った男は、テレビをつけた。ニュースではしきりに台風情報をやっている。智美が白いバスタオル一枚を身に着けた姿でバスルームから出てきたのは、少し時間が経ってからだった。
男がもうこの家から出て行ったものだと思っていた智美は、リビングでくつろいでいる男に少し驚いたが、ゆっくりと近づいていった。すると男がソファから立ち上がり、智美の携帯電話を渡しながら声をかける。
「旦那からメールだ。いいか、今から俺が言うとおりに返事を書くんだ。分かったか」
智美はそこに映し出された夫からの文面を見ながら、目の前が急に暗くなっていくのを感じていた。