投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

初めてのレオタード
【学園物 官能小説】

初めてのレオタードの最初へ 初めてのレオタード 12 初めてのレオタード 14 初めてのレオタードの最後へ

暗中模索-1



「ん〜っ、終わったぁ」
やるべき事をすべて終えた真由美は、うんと背伸びをした。
外をのぞくと日は暮れかけ、辺りは闇に包まれようとしている
「お疲れ様。終わってよかったね」
「はいっ おかげさまで助かりました!」
その足で隆の真後ろにあるベッドに腰掛け、真由美はお礼を言った。
ベッドの高さ的に、膝がちょうど隆の目線にくる
両脚を内股気味に閉じてはいるが、スカートの丈が丈なだけに
目線をやると、スカイブルーの下着を望むことができた。
それを拝んで一時の眼福を味わった後、真由美の隣に腰掛けた
その時
バンッ!
部屋の中が一瞬のうちに漆黒に包まれた。
どうやら停電のようである

「きゃあっ!」
突然の事にただ混乱するしかない真由美
実は彼女、暗い所が大の苦手なのだ。
「真由美ちゃん、大丈夫だよ…おっと」
なんとか宥めようとする隆だが、聞こえていない様子
為す術なくした彼は、その拍子にどつかれてベッドに寝っ転がった。
そしてまたドサッという音がしたところで
再び蛍光灯に光が戻った。

明順応に少々時間を食った隆の視界に入ってきたのは
涙を浮かべながら、隆に覆いかぶさっている後輩の姿だった。
まだなお震える両手をベッドに突き、僅かに顔を赤くしている。
視点をちょっと下へやってみると、
暴れたせいで片方の肩紐がずり落ちてはだけたキャミソールと
さらには程良く発育した胸部が見える。
巨乳ではないが、ハリとツヤに満ちた柔らかそうな2つの山
これには流石の隆も興奮を隠せない。
だが、手を伸ばせば揉めるという欲望に一先ず打ち勝ち
起き上がって真由美の肩を抱き宥めることで事なきを得た。


"勉強スペース"を後にした帰りの車中は
行きの時のような会話に弾む光景はなかった。
真由美は恥ずかしそうにそっぽを向いている
胸を見られた事ではなく、停電中に取り乱したことに対してだが。
そして隆は未だに心臓バクバクである
ラブホに連れ込んだだけで任務完遂も同然だったのに
想像をはるかに絶する出来事を体験した余韻が残っているようだ

必要最低限の会話のみをして
真由美を家に送り届けた。
最後はちゃんと笑顔で手を振ってくれたので、大丈夫だろう
と、大きく1回 息を吐いてから隆も帰路についたのだった



初めてのレオタードの最初へ 初めてのレオタード 12 初めてのレオタード 14 初めてのレオタードの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前