快楽を求めて-3
第三章 初めての実行
12月上旬のその日はどんより曇った寒い朝でした。いよいよ実行だと思うと前夜は興奮してなかなか寝付けませんでした。急いで朝食を済ませて、いつもより1時間ほど早く家を出ました。毎日通勤に利用している最寄りの私鉄駅に着くと、念のため一駅先まで乗車して降りました。ここのホームも人が溢れていました。終点駅までは、急行なら途中駅を停車せず12分程で終点駅に着きます。
通勤ラッシュは、朝は7時ごろから9時頃まで続きます。私は準備をするためにホームのトイレの個室に入りました。興奮しているので臭気が気になりません。牛皮の手提げカバンを棚に置き、膝丈の薄地のオーバーコートと上着を重なったまま脱いで、ドア内側のフックに掛けました。ズボンとパンツを下げると冷気で下半身が一気に冷えましたが既に半立ち状態のペニスが熱く息づいていました。
数回しごいて硬く勃起させました。パンツを上げて勃起したペニスと睾丸をパンツの前部分に大きく開けた穴から出しました。カバンから大判のハンカチを取り出して二つ折りにし、一方を尻の下に差し込み、もう一方を同じくパンツの穴から出して前に垂らしました。次にズボンを引き上げて、全開のジッパーからそれらを露出させ、ジッパーは全開のまま、上端の留め金を嵌め、ベルトを締めました。
この時点で、ジッパーの穴からは、二つ折りにしたハンカチの片方が垂れ下がり、その上に睾丸と勃起したペニスが露出した形になっています。穴から睾丸も一緒に出すのは、平均より少し短めのペニスを根元から完全に露出させるためであり、睾丸を穴に引っ掛けることによりペニスが穴の中に引っ込んでしまわないようにする為です。これも「研究」の成果です。それでもペニスが萎えるとジッパーの穴から奥に引っ込んでしまうので、時々しごいて勃起状態を持続させる必要があります。
家で何度も練習した通りに準備ができました。重なったままフックに掛けておいたオーバーコートと上着をはおると、オーバーコートの裏地に亀頭がこすれて快感が走ります。勃起したペニスが隠れる程度にコートの上の方のボタンだけ止め、カバンを左手に持って個室を出ました。
ホームは急行を待つ人が各車両の乗車位置に並んでいました。私はホームを歩きながらターゲットを物色しました。狙うのは、見るからにおとなしそうな子で尻が大きい子、そして、ミニでない長めのフレアスカートの子です。不自然でない直立した姿勢でペニスを十分押し付けられるのは尻の大きい子です。また、スカートに射精した時、ミニだと精液がスカートから滴ってすぐに脚に垂れてきて気付かれるので長めがいいのです。
オーバーコートのポケットに大きく開けた穴から右手を突っ込み、萎えないようにペニスを刺激しながらホームを見て回りましたが適当な子がいなかったので改札口の階段下で物色していると気弱そうな中学生が一人降りてきました。長めのスカートの紺のセーラーに白ソックス、白い運動靴姿、大きめの尻が欲情をそそります。申し分ないターゲットです。
大きな紺色のバッグをリュックのように背負っていますが車内では迷惑になるので手に持ち替えるはずです。怪しまれないように近づき、その女の子がホームに並んだ時すかさず真後ろに立ちました。肩までの短髪に茶色のチェック柄のマフラー、昔ながらのセーラー服からセーターの裾が少し覗いています。膝丈のスカートに包まれた下半身はふくよかでした。
こんな早い時間に乗車するのは遠距離通学なのだろうと思いながら頭の中ではセーラー服を脱がしていました。電車を待つ間、右手の人差指と中指で亀頭を挟み前後にしごきます。手首だけの動作なので周囲には悟られません。公衆の真っただ中でしかもセーラー服の子の真後ろでしごいていると思うとギンギンに勃起し、硬く張り出たカリがしごいている指に引っ掛かり快感この上ないのです。
ほどなく電車がホームに入ってきました。かなりの混みようです。電車が停車し、数人が降車した後、並んでいた人たちが混んだ車内に体をねじ込むように乗車していきます。私はカバンを両手で持ち、胸のあたりに挙げて乗り込みます。後ろから押され、わずかな隙間に体が押し込まれていきます。この時、相当踏ん張らないと前の子と引き離されてしまうのです。私は離れないように女の子の背中にぴったり体を押し付けて何とか離れずにドアとドアの中間辺りまで押されて移動しました。
押されるとコート越しにペニスが女の子の尻に押し付けられます。体が傾き、手足の自由が効かない中で女の子の体温と髪のにおいに欲情が更に掻き立てられました。電車の発車時のガクンッという衝撃で一つの肉の塊となったような車内の乗客は大きく揺さぶられ、体の位置が変わってしまうので女の子から離れないように踏ん張ります。逆に、真後ろに付けていない時はこの時を利用して真後ろに移動します。
電車が走り出すと、乗客は傾いた体を立て直したり、ぶつかりあった肩をずらしたりして態勢を整えますが身動きできない状態は変わりません。私は女の子の真後ろに脚を少し開いた姿勢で立つことができました。ここまでくれば80パーセント成功したようなものです。殆ど密着に近い混みようなので下半身は見えません。電車が揺れるたびにコート越しに勃起したペニスが女の子の尻を押します。それとなく周りを窺うと右側が女性、後と左の男性は背中を向けています。
最高の状況でした。私の腰は女の子の尻の真後ろに密着しています。緊張と興奮で心臓がバクバクです。私は次の行動に移りました。下半身はそのままで上半身だけ少し右に捩じり腰の密着をカモフラージュしました。特に男性乗客は女性の後ろに男性がぴったりくっついていると“押し付けてる”と思うからです。
私は自分の腰を力を入れて後方に少し押し返して女の子の尻に密着している腰をほんの少し離しました。カバンは両手で胸の位置で抱えています。右手を、周りに悟られないように超スローモーションで徐々に下して、オーバーコートの前ボタンを全部外し、コートの前を大きくはだけました。ギンギンに勃起したペニスが勢いよく露出して空気に晒されます。指先に先走りの汁がぬるりと感じられました。
熱く充血して上を向いたペニスは極限まで大きく硬くなっていました。上半身は何事もないように装いながら右手をゆっくりゆっくりカバンのところまで戻しました。後ろに押し返していた腰をほんの少し戻すと、よだれを垂らした尿道口が女の子のスカートに触れ、ぞくっとした快感が走りました。
熱い亀頭に冷たくてざらざらしたスカートの生地の感触がたまりません。わずかに腰を左右に捩じって尿道口をスカートで摩擦するとキーンとした快感が腰を襲います。まさに天国です。これから終点までの10分間に至上の快感を味わえるのです。電車が揺れて乗客が揺さぶられるタイミングに合わせて後ろに押し返していた腰を元に戻すと女の子の尻に自分の腰が密着しました。丸く出っ張った尻にペニスが突き刺さるようにぶつかりスカートの生地をこすりながらペニスが曲がりその子の尻と自分の腹の間にペニスが挟まれる形になりました。
周りからは女の子の後ろに斜めに接し、両手はカバンを抱えて胸のところにある姿しか見えません。周りから見えない下半身は女の子の尻に熱くて硬いペニスを押し付けています。電車が揺れるたびに乗客が揺れて、スカート越しの尻の肉と自分の下腹の間に挟まれたペニスが圧迫され、ぐりぐりこねられます。
揺れるたびに女の子の頭が眼前に近付きます。髪のにおいを嗅ぎ、セーラーの襟を見ながら、スカートの生地にこすられ、尻肉に食い込むようにぐりぐり圧迫される快感に酔い痴れます。先走り汁がひんやり亀頭に感じられます。女の子はうつむいてじっとしています。尻の感触で多分状況は察しているだろうが、まさか生のペニス押し付けられているとは思っていないだろう。
息が荒くなり、汗ばんできました。顔が紅潮しているのが自分で分かります。揺れに合わせてぐりぐりこねていると、すぐに射精感が襲ってきました。腰を後ろに押しやり、ペニスの圧迫を開放して、息を止めて尿道と肛門をギュッと絞り、腰に怒涛のように押し寄せる射精感を全身で食い止めます。頭からも汗が噴き出て整髪料の臭いが漂う。なんとか射精感をやり過ごし、腰を後ろに押しやったまま、大きく息をして1分ほど鎮静化させました。
射精感が少し遠のいたので腰をゆっくりと前に戻すと、亀頭がスカートに触れ腰が快感に疼きます。揺れが来た時、下半身をぴったりと密着させました。女の子がうつぶせになった上に私がぴったり脚を開いて覆い重なった感じです。あまりの快感に段々大胆になり、揺れに乗じて髪に鼻をくっつけて臭いを嗅ぎました。女の子の体温が下半身に伝わってきます。これ以上の快感はありません。
射精しないようにペニスをゆっくりこねていても、すぐにジーンとする射精感が襲ってきます。再び、息を止め尿道と肛門をギュッと絞り全力で寸止めします。寸止めを繰り返すごとにその間隔が短くなっていきます。汗びっしょりになっていました。ペニスが射精したくてひくひく悲鳴を上げています。尿道と肛門の括約筋もだんだん弱まってきて力が入らなくなってきました。最大限に充血した亀頭からたらたら出てくる先走り汁で押し付けているスカートがぬるぬるしています。我慢の限界が近づいてきました。(続く)