月夜の恋-5
「今日は、帰らねぇぞ」
「うん。あたし明日休みとったし」
「手回しいいじゃん」
徹はクックッと笑いながらあたしの洋服のボタンを外し始めた。
「別れるかもと思って、泣いたら会社行くのめんどくさいじゃん」
「はぁ?」
「だって近頃の徹、冷たかったよ?」
ボタンを外し終えて前を開くとあたしの顔を見ないで
視線は胸に集中する。
「冷たいのは志保だろ。出張前のメールはないし。
たまに会えても泊まらないで帰るって言うし」
「だって平日のお泊りはめんどくさいんだもん」
「はいはい。女の事情だよな」
「もう!」
「志保。もう黙れよ」
あたしの目を見ながらそういうと
両ほほに充てていた手をゆっくりと体の線に沿って下におろした。
その手がゆっくりと胸を包み込む。
ブラの上から胸を持ち上げるように揉みしだく。
徹の親指が乳首を探し出すとあたしの声が漏れ出た。
「あっっっ・・・・」
上目遣いであたしの顔を眺めて
ニヤッと笑うと耳元で
「どうして欲しいか言えよ」と囁いた。
その小声からふっと息を耳にかけられると
ゾクッとする。
「感じさせて・・・」
「了・解」
そのまま耳たぶを噛まれて、首筋を舐められている感覚の中で
ブラを外された。
徹の両手があたしのおっぱいを包み込む。
大好き。徹。