第一話 エピローグ-6
（茂ちゃんだな）
その夜、八重子が風呂に入っていると曇りガラスの向こうに入ったり出たりする人影が見えていた。
2泊３日の里帰りは明日帰ることになっていた。
（茂ちゃん、あたしのお股見たいのかな。。。）
洗い場の鏡に、お股を広げて映してみる。
それまで自分のお股を見てみようなんて考えた事も無かった。
見てみると薄い茶色のびらびらがあって、それを広げてみるとピンクの肉が複雑に重なり合っていた。
（ぅんっ。。うんっ。。。）
ワレメの上の方の小さな突起を触ってみると、昨日の夜の感覚が蘇ってくる。
広げてよーく観察してみると、下の方のお股の穴から透明の液体が出てくるのがわかった。
その液体を指ですくって、突起をなで回すとぬるぬるの感触が、すごく気持ちよかった。
（あぁぁ、茂ちゃんにここを見せてあげたい、見て欲しい。。。）
ぬるぬるになった小さな突起や、ワレメをなぞって快感に襲われながら、昼間裸を見られた事を思い出していた。
そのとき、また脱衣所のところに人影が見えた。
茂に違いなかった。
八重子はとろとろになっているお股を洗い流す事もしないで、風呂場から出て行った。
「茂ちゃん、いたんだぁ」
裸を隠そうともしないで、何度目か知らないけれど歯磨きをしている茂に言った。
「う…うん。歯磨きしに。。。」
裸を隠す事も無く隣に立った八重子の姿を鏡越しに見ながら、おどおどした感じで言った。
（ねぇ、見てる？いっぱい見てる？）
これ見よがしに、全裸の身体を茂の方に向けたまま、時間をかけてバスタオルで髪を拭く。
（お股の奥も見て欲しいな…）
八重子は床に置いておいた着替えの入ったカゴから下着を取ろうと、わざと四つん這いになった。
茂の目の前に、陰毛こそ生えていないけれど、もうすっかり大人のおまんこがはっきりと蛍光灯の真下で見えている。
初めて見るおまんこ、それも普段の茂の回りにはいない、漫画から出てきた様な清楚な美少女の普段は隠れて見られない所が、触れられる距離で奥の奥まで見えている。
そこは何故かぬらぬらと濡れて光っていた。
（あっ。。。）
茂が見ている目の前で、そのワレメからツゥーッと透明の液が糸を引いて床へと垂れ落ちていく。
茂のそこはもうはち切れそうなくらい勃起し、痛いくらいだった。
オナニーをするとき、始めに出てくるのと同じみたいなのが、今八重子のワレメから垂れている。
「あっつぃ」
八重子は両足を思い切り開いて床に座ると、手に持ったキャミソールを着た。
茂から目をそらしたまま、タオルを取るとゆっくりと濡れそぼっているお股を拭いた。
タオルに着いた液体が光っている。
「茂ちゃん、先に行くね」
そう言うとパンツを持って立ち上がり着替えをして茂を置いたまま出て行った。
茂が居間へ入ってきたのは、ゆうに30分が過ぎた頃だった。
八重子が茂を見ると、顔を真っ赤にしてうつむいて目を合わそうとしなかった。