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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-34

「ぬおおおおおおおおおおぅ。粘膜がはちきれそうです!」
手を添えて体重をかけてゆくと冴子は嘔吐するような声をあげて呻いている。亀頭部を呑み込んだアヌスがメリメリと押し広げられて茎胴を差し入れられる。
美しい女王の苦しみに歪む顔をまじかで見て興奮した小宮山が腰を突き出して快楽を貪ると、その律動に合わせて肛洞を掘り進む肉ドリルも奥へと進行していった。
「こおおおおおおおおおおおっ」
腹の底から息を吐きつくして冴子が息んでいる。
完全に掘りつくしたペニスが馴染むようにゆっくり前後に動くと冴子の身体は総毛だつような暗い快感に覆われた。
「つわあああっ! いいっ、壊れそうなくらいに!」
腸壁からおくられる背徳の甘美は麻薬だ。疲労困憊している身体が苦しみではなく快感でのた打ち回る。汗で滑った身体を太った小宮山の上でくねらせると、上から竹中が頭を抑えつけて耳の穴に舌をこじ入れてクチャクチャした音をたてた。
「お前の粘膜が悲鳴をあげているぞ。二本のペニスでパンパンだ」
「ううう、そうよペニスで突きまくられているんだわ! あああ!」
その息遣いと湿った音が冴子により深い官能へと導いてゆく。アヌスからの悦楽とバギナからの快美感が混ざり合い肉体も精神も制御不能に陥っていった。
 竹中と小宮山に挟まれて、腕ごと拘束テープで縛められた身体をアリにたかられたイモムシのようにくねらせる。冴子を貫いている二つの肉棒は、ズブズブと交互に突いたり同時にめり込んだりして、さまざまなバリエーションを生み出し淫靡な波に翻弄されて揺れ続けた。

 「おい豚。そろそろお前も放出したかろう。縛ってあるペニスの紐をほどいてやる」
冴子の下から這いずり出てきた小宮山の重たげなペニスを手に取った竹中がグルグル巻にした紐をほどいてやった。根元をきつく紐で巻かれたペニスは長い間射精を抑えられていたせいで先走り汁が堰を切ったように流れ出始めた。
 竹中は冴子を逆騎上位にして尻の穴を犯しながら髪の毛を掴んで顔をあげさせた。
 「冴子、豚を口で逝かせてやれ」
 拒絶などという選択肢を与えられる余地もなく、縛り痕のついたままのペニスが口に放り込まれた。分泌液でドロドロに穢れたペニスを口に含まされ、肛門にペニスを嵌められている貶められた状況に、わなわなと震えがはしり口腔さえも性感帯に化してゆく。
 「ああああ……、私は……私は排泄器です。すべての穴をご主人様のいいなりに差し出します……あああああ……」
すぼめた口の中で暴れ回る肉茎に愛おしさすら感じてしまう。
 「理緒、いいかげん起きるんだ。ここまで這って来い」
隣りのベッドのぐったりと横たわっていた理緒は竹中の声で重たげな瞼を開けた。絶対王の竹中の呼びかけに腿と足首がテープで拘束されたままの身体で這いよっていった。
「そこに転がっている電マのスイッチを入れて冴子のバギナを塞げ」
理緒を責めるために用意した電マが冴子に向けられようとしている。尻を貫かれ逆騎上位になっている冴子の股間は正面に向かって無防備に晒されている。  
冴子は以前竹中から電マで責められた時の気が狂うような快楽とも拷問とも表現のしようがない状態を思い出し、回避の策をみいだそうともがいた。
「うぬぬぬぬっ!」
口をペニスに塞がれたまま頭を振るが押し付ける小宮山に邪魔されてしまう。
理緒はのろのろと冴子のベッドにちかより、床に投げ出してある電マを手にしてスイッチをいれた。
ブウンン! 
「ひいいっ!」
その振動は今までの玩具の比ではなく恐ろしいまでのバイブレーションだった。竹中の命令といえども、この凶器を冴子の陰部に当て込むことはためらわれた。
電マの発動音で冴子は慌ててペニスを吐き出そうともがくが、小宮山に先を見越されて頭を抑えつけられていた。音は聞こえでもアヌスを貫かれ、口を塞がれた状態で身動きすらできなかった。
ベッドで仁王立ちする小宮山の足の間にM字開脚から冴子のバギナが見えた。上下に揺すりあげられてアヌスを擦られる呻きと、ペニスを咥えさせられている粘着質な音が入り混じっている。
理緒は唸りをあげる電マを竹中に命じられて恐る恐る近づけていった。


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