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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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痴漢専用車両出発-1

【痴漢専用車両出発】

しばらくその場で考えていた優子は、ハッとなり時計を見た。

「イケナイ!電車がでちゃう!」

慌てた優子は会計のお釣りを貰うのも惜しまず駈け出し、改札を抜けて階段を駆け下りた。あと数段というところで電車がホームに入ってきたので優子は、ホッと息をついた。

階段を降り切ってホームを見渡した優子は違和感を覚えた。前回は優子を痴漢専用車両に誘導するようにできていた人列が今回は無かったのだ。

(電車を間違えた?)

一瞬、へなへなと力が抜けそうになった優子の目に、陽子の姿が映った。

(よかった。この電車で合ってるわ)

陽子は階段から数両離れた位置に立ち、その向こうにさっきの母娘2人が立っていたが、もう一人の理紗という女の姿は見えなかった。そして驚いたことにその母娘の前にはマスターが車両の扉が開くのを待っていたのだ。

(マスター、会いたかった。後で抱いて下さいね)

優子の股間はマスターを見た途端に一気に潤ってきた。

(でも、前回の車両は階段の近くだったのに、今回はどうしてあんなに離れてるんだろ?これじゃあ、新しいゲストを呼び込めないじゃないの)

優子は疑問に思いながらも、少ない乗客と共に階段横の車両に乗り込んだ。





恵里香と悦子の母娘は、階段を降りると辺りを見回した。そして難なく写真の男が電車を待つ姿を見つけたので、小走りで進み、その男の後ろに並んだ。

ホームに電車が入ってきた。扉が開いて写真の男が乗り込んだので、恵里香と悦子は続いて乗り込んだ。2人ともこれから起こることを想像しているのか、楽しそうな笑みを浮かべていた。


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