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恥辱の檻
【SM 官能小説】

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順応-1

新たな脱出経路が見つからない現在、アキラの生活はミスター又は、その代理人に身体を提供する以外、何もなかった。
 
アキラの心には絶対的な恐怖が植え付けられていた。ミスターや政男の手下達は、人を残酷な手段で殺害することを何とも思っていない人間だ。
アキラもいつ、剪定バサミで切り刻まれるかわからないのだ。
自分が脱出に利用しようとした若者を無残な死に追いやったこともトラウマとなっていた。
 
 死の恐怖は、生き延びることへの執着に変わっていった。
生き延びる為には、絶対服従へと順応するしかなかった。

毎晩のようにやってくるミスターや、サディスティックな男達の性戯の餌食になっているうちに、プライドや逃走の意識が低下していった。
そして、あきらめの心境が芽生えてゆき、最近では性的喜びさえ感じるようになってきてしまった。
 
 囚われの身となってから、ほんの数ヶ月しかたっていないはずなのに、この心の変化は何なのだろう…。
 アキラは、自分でその変化にとまどっていた。
 最近では、単独でやって来ることが多くなったミスターは、自分のことを“ご主人様”と呼ばせている。
 アキラ自身もそう呼んで、“奉仕”している。
 ご主人様が来ない日は、寂しささえ覚えるようになっていた。

 満ち足りた食事。何もない一日。
やがてやって来るご主人様への絶対的服従と献身的奉仕。
 アキラの体は、性に貪欲に変化していった。
 
 
 アキラは首輪をされ部屋を四つん這いで歩かされていた。 
アヌスにはポニーの尻尾があしらわれたアヌスバルブが嵌められていた。
白いアキラの尻にこげ茶のふさふさした尻尾が艶めかしい。
浣腸液を注入され、部屋をすでに4周も歩かされていた。
リードを持ったミスターが、トランクスだけで椅子に座っている。

「ようし、いいぞ。ここに来るんだ。ご褒美のおしゃぶりだ」
「ありがとうございます。ご主人様。でも、そろそろ限界でございます。トイレに…」
「だめだ。私への奉仕が先だろうが。ご主人様を差置いて、自分の用事を優先させるな」
「は、はい。申し訳ございません」

 アキラがミスターに、尻をくねらせながら寄っていった。
 座ったままのミスターのトランクスを下げると、怒張したペニスが跳ね出てきた。

 なんて、禍々しい形をしているのだろ。
これが、女を一番、悦ばせる最高の形になるなんて。なんと神様は残酷な物をつくられたのだろう。

 下腹から押し寄せる苦痛に耐えながら、しばらく手でさすっていた。おもむろに、口で含んで奉仕しはじめた。

 「この頃はすっかり恭順の態度を示すようになったな」
 「はい、ご主人様。私はご主人様のペットでございます。ご主人様に満足していただくのが何よりの喜びでございます」
 「よしよし、可愛いヤツだ。しっかり頬張るのだぞ」

 アキラは口腔を駆使して奉仕していた。
 やがて、潤いを帯びた目で、苦しげな表情で男を見て言った。

「ご主人様、お許しください。げっ、限界でございます!お願いでございます。お尻の栓をお外しください!」
「だめだ!何度言ったらわかるんだ。ご主人様が往ってからだ。さあ、続けるんだ」
「ご主人様、ダメですぅっ!くるしい!」
「ふん、仕方ない。情けないヤツだ。今洗面器を置いてやるからな」
「おトイレに行かせてください」
「何を今更気取っているのだ。それでは栓をはずしてやらないぞ!」
「申し訳ございません!洗面器でいたします」

男は、四つん這いに戻ったアキラの尻の下に洗面器を置いた。
尻を覗きこんで、尻尾のアナルバルブを抜いてやった。

「ふふふっ。待て、待て。まだ、出してはいかんぞ。ほれ、こうして手を私の膝に置いてしゃがんだまま私の顔を見ながら出すんだ」

アキラの目の前に、先ほどまで咥えていた男のペニスが唾液で濡れたままいきり立っている。

アキラが息む間もなく注入液の放水から始まった。
流石に男の顔をまともには見ることが出来ず、顔をそらしてしていた。

「ほら、ちゃんとこちらに顔を向けるのだ」
男は女の頬を両手で挟んで上に向けさせた。
目を瞑った女の顔が、苦しそうな顔をして微かに震えている。洗面器の底を水流が激しく打ち付ける音がしている。

全てを出し切った女の表情が苦痛から、恥辱に打ちのめされた表情に変化していった。
男はしばらく敗北しきった女の顔を嬉しそうにながめていた。


女がベットで荒い息をついていた。
息を吐くたびに、震える声が混じる。
ベットの脇には、太いヘッドがグリグリ回ったままのバイブが置きっぱなしになっていた。

女が排泄の始末をした後、男は女の口腔で果てた。
頭部が回転しながらバイブレーションする玩具を持ち出し、女を何度も絶頂に責めこんだ。
自らのみなぎりが戻った男は、反り返ったペニスを様々な体位で、女に打ち込み続けた。

ゆるしてください…ゆるして…

 うつろな目をした女の口から涎が垂れ続けていた。

「明日から、一週間お前をエステチームに預ける。お前は毎日、性感マッサージをそこで受けるのだ。性欲の虜となって戻ってくるがよい。ふふふふっ」

男も息を切らせながら、自らのペニスをティッシュで拭っていた。



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