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訪問調教
【SM 官能小説】

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地下室-3

男の指の動きが止まった。
 みゆきは頭をたれて、荒い息をついていた。
 肩にひっかかっていたブラを男は手首の方にずらして止めた。そして足元のアタッシュケースから何やら取り出した。
大きな玉の着いたネックレスだった。それをみゆきの首につけた。玉のからはさらに二本の鎖が繋がっている。
 「これはね、乳首用バイブの新しい型なの。この玉がバイブになっていて、この二本の鎖で乳首ちゃんを吊ちゃうわけ。バイブからの振動が鎖を伝っていくって仕組み。従来のクリップ式だとおっぱいが垂れちゃったり、取れやすい欠点があったんだけど、これならおしゃれだし、おっぱいの形も崩れることないでしょ。それに下からなら揉みも揉みすることだって、できるんだから」
そう言いながらバイブに繋がった鎖の先のゴム輪を乳首の根元に嵌めていった。ゴム輪は乳首をしんなりと閉め付けた。
女の首元のバイブのスイッチを入れると 微かな振動が鎖を伝って胸の頂の突起を震わせた。

 「いっ!」

 唇をかみ締めて みゆきは襲ってくる悦楽に耐えようとした。だが、手心を与えるでもない機械の振動に敵うはずもなかった。自分の感度の良さを恨むだけだった。
 男の手が追い討ちをかけるように下から乳房を揉む。
時々搾るように根元を掴まれると飛び出した乳首が感度をまし、みゆきを悦楽が襲う。
 「どうです。こうして自由を奪われて、されるのもいいものでしょう、奥さん。ダンナさんとするのとは別な感覚が楽しめますよ」
男の手が強く乳房を搾る。
鎖で吊られた乳首が震わされる。

 「んんんんんっ!」

 男の左手がみゆきの左の膝裏にまわる。
後ろからゆっくりと膝を持ち上げていった。
 みゆきはベンチに座ったまま、左足を高く上げる格好にされた。
すかさず男の右手の中指がショーツの上をなぞる。人差し指がショーツの下の溝を探り当て、ゆっくりとなぞるように、上下した。
時々淫核のあたりをグリグリと指の腹で探り当てる。
 「お豆さんはどこかな、まだ出てきませんねぇ。人差し指だけじゃ不満ですかぁ?はい、じゃあ中指さんも呼んじゃいましょう」
二本の太く節くれだった指が小さな弧を描きながらショーツ越しのバギナを上下する。
 乳首を責められていたみゆきの意識が、男の卑猥な言葉でバギナに集中しはじめる。
 「はい、はい、みんな呼んじゃいましょうかね」
四本の指達がゾロゾロとショーツの上を這いずり回る。撫ぜ上げ、こすり、こねくり回す。
 みゆきは、いやいやをするように頭を振った。だが、じわじわと下半身から暗い欲望に襲われていくのを感じていた。
 男は、上げていた女の片足を下ろした。
 「さあ、パンツ脱ぎましょうね」
そう言って 後ろからショーツのヘリに手をかけた。

 「嫌っ!ダメです!」

 抵抗の意思を表すものの、すでに体は、じっとりと男の手管に翻弄され動こうとはしなかった。

 「いやあああああっ!」

 抵抗の意思は示すものの、手首を上で縛められた姿ではどうしようもなかった。
 ショーツが取り払われた下半身に、ローションが振りかけられた。太腿から腰までつるつるとした液体が掌で塗りたくられる。
 再び左足が上げさせられ、バギナ周辺にローションが集中的に浴びせられた。男の右の掌がゆっくりとそれを広げてゆく。
 四本指が探りを入れるようにバギナを触っているのか、いないのか、分からない位軽くなぜる。そして徐々に指先に力をこめていく。

 「くうっ! ああっ……」

 みゆきは深くため息をついた。
 ローションをかけられたバギナの上を滑る指は、ぬらぬらした生き物のような感覚を覚えさせられる。今までに感じたことの無い、ねっとりとした淫悦に襲われる。
蹂躙され、縛り付けられて、いじくられて犯されている。その暗い淫獄に追い込まれた自分が“ヤラれる”エクスタシーに浸りはじめているのを感じていた。

男の指は器用に動き回った。
親指と人差し指が淫核を探り、残りの三本指は共同して動くかと思えば、別々の動きをしてバギナをいいように掻き混ぜる。
時々触手のように小指がアヌスを指の腹でさぐる。

「ほらほら、ここのお豆さんも、お乳のお豆さんみたいにプニョピュニョして摘めないでしょ」

人差し指と親指がクリトリスを摘もうと追いかけるが、ローションでぬるぬるに滑って逃げ回る。

「あっ、あっ、あ〜ぁぁっ!」

イジイジとした責めに頭を掻き毟りたくなり、体を大きく反らせるみゆき。その首筋に男が舌を這わせる。

「お豆さんが“ここに居るよおぅ”って 大きくなって出てきましたよ」



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