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訪問調教
【SM 官能小説】

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地下室-2

男はみゆきのスエットの上をたくし上げた。
頭からスッポリと抜けたスエットが後ろ手に丸まって止まった。そして、素早く下半身のスエットも引きずり下ろした。
ブラとショーツだけという姿にされてしまった。
 「いやっー!」
 男は一旦手錠を外し、丸まったスエットを抜き取った。
その腕を取ったまま、近くにあるショルダープレスのマシーンに座らせた。
負荷のかかったバーを座ったままで持ち上げるマシーンだ。
マシーンに背を向けるように座らせ、手錠ごと手首をバーに固定した。
バーの高さを高くすると みゆきは座ったまま腕を吊られる格好になった。
後ろで結んでいたセミロングの髪がほぐれ、興奮から水色のブラが上下していた。

 低いモーター音にみゆきは顔を上げた。
男が黒いバイブを手にして立っていた。

 「ひいいっ!」
 「まずは、この振動を身体で感じていただきます」
そう言って、男はみゆきの真後ろのスペースに座った。みゆきの身体に小さな男の身体がピッタリとくっついた。後ろからバイブを首筋にあてた。
 顔をそむけるみゆき。
その首筋からバイブの振動が胸に向かって降りてゆく。
グロテスクな黒く振動する生き物がクネリながら胸元を這っている。
男の片手がみゆきの乳房を下から持ち上げる様にゆっくりと揉み上げている。
ブラの上から黒い生き物は乳房の頂を擦っていた。
 「絶対いや! こんなのだめよっ、ゆるさないっ! いっ、いやっ!」
 女の拒否など、まったく無視してバイブはブルンブルンと首を振っている。その鎌首が時々乳首に当り、女の拒否の意思とは逆に固くしこってブラの下からクッキリと形を主張し始めている。
そのすばやい反応が男を喜ばせた。

 「奥さん、感度良好! 嫌がっているわりには、すごい感度じゃないですかぁ。でも、こんなに身体を固くされたんじゃ、話になりませんなぁ。私がまず身体をほぐしてさしあげましょう」
 男はバイブを置き、アタッシュケースを傍らに引き寄せた。
中からローションを出した。みゆきの顔の前に差し出したローションのボトルの先から
液体の糸が振り掛けられた。

 「何、何なの、いやっ、やめてっ!」
 女の身体中に振り掛けたローションを後ろから延びた両手が上半身に塗りたくり始めた。ブラを下から弾き飛ばし、重たげな乳房が露わになった。
 「いやああああっ!」
掌が縦横無尽に動き、あっという間に上半身にくまなくローションが塗られ、美しく肌
を光らせた。
 「細い割には おっぱい 大きいですね。それに すごく固いですね。さすが、鍛えているだけありますね」
 そう言いながら男の手はゆっくりと、下から持ち上げるように乳房を揉みはじめた。
 「いやです、やめて!」
 「ローションって、きもちいいでしょ。ほら、乳首なんか、こうして摘めなくなっちゃうんですよ」
 ブドウを押しつぶすように男の指がみゆきの乳首を摘むと、固くなった乳首は指から逃がれる。男の指は乳首を求め再び摘もうとする。
背後から回った両手が乳房を支えながら無骨な指だけが執拗に胸の頂の小豆を求め動き回っていた。そのコリコリとしこった小豆が指から逃れる感触を男は楽しみなが、背後から女の反応をしっかりみている。

 「くうっ……!」

 みゆきは思わずのけぞった。
連続してやってくる、この快感はなんなのだろう。
のけぞったことで余計に感じてしまう。慌てて下を向いて目を瞑って耐えた。しかし、目を瞑ると意識がそこに集中してしまう。

 「うっ……!」

 頭を振る。
上半身も振るが、腕を上で固定され動かせない。その間にも快感がグルグルと胸の先から押し寄せてくる。

 「うっ……、ううっ、いや!」

 男はその反応をしっかりと見届けていた。指先だけをコチョコチョとより素早く動かすことに意識を集中させた。
 その攻撃から逃れようと女は上半身をばたつかせた。だが、手錠ごとバーにしっかり固定された両腕はびくともしなかった。
その間にも ぬめった指がしこった乳首を責めこんでいる。

 「あはっ、はっ、いやだっ、いや!」


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