赤塚恵理子の主従関係-2
私の膣口にあった瘤が徐々に膨らんで、ガッチリと私の膣内に栓をすると、ケンタの射精が始まった。夜闇と静寂が私とケンタを世界から切り離した。長い射精が続く。私の中でケンタの分身が震えて、熱い精子が私の子宮にやってくる。
どれ位時間が経っただろうか、ケンタのペニスが私の中から抜け落ちた。すべてが終わって、私は不思議な位の幸福感に包まれながらその場に倒れた。
私は孤独など忘れていた。孤独に怯える私はもういない。ケンタが私を癒してくれた。やっぱりケンタは私を愛してくれている!と確信する……??
しかし、ケンタは尚も私の身体を犯そうと私の周りを彷徨き唸り声を上げた。ただならぬ気配だった。鋭い犬歯を私に見せつけ、低い唸る声を上げ、早く四つん這いになれと私に威嚇する。
幸福感が徐々に恐怖感に入れ替わり、私はヨロヨロと立ち上がり四つん這いになっておしりをケンタに差し出した。
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何度も何度も私を犯し、何度も何度も絶頂に達する私。ケンタは私の身体を貪り続けていた。私は痙攣するダッチワイフになりさがって、ただケンタに犯される。
もう何時間も過ぎている。
ケンタは腰を振り、瘤を膨らませて、尻を合わせて、射精する。ケンタはそれを何度も繰り返した。
子宮に溜まり続ける精子の重みで私の下腹部はポコリと膨らんでいる……。呼吸もままならなくなり、激しい嘔吐感にさいなまれた私はケンタに哀願した。
「もうやめて……。」
しかし、ケンタは変わらず私を犯した。睾丸に溜まるすべての精子を私の中に注ぎ込むまで、ケンタは私を離すつもりはないようだ。
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「ああ…あッ……」
すべてが終わると、ケンタは私から離れていった。私の身体は四つん這いの体勢のまま固まり、動かない。私は微睡みの中にいた。
孤独を紛らわせるためにケンタを誘惑した私に訪れたモノは快感をエサにした服従だった。ケンタの存在が私の心に開いた穴を埋めたのは確かだった。でも、その穴を開けたのもケンタだった。
ケンタが要求したのは私のすべてだった。ケンタは私に服従しろと命令しているのだ。頼れる者が欲しい、誰かそばにいて欲しい、そんな私の気持ちを叶えてやる変わりに、すべてを差し出せとケンタは要求している。私はケンタとセックスするとき、『抱いて』とお願いする。でも、ケンタはそんな願いに怒りを向けた、『抱いて下さい』とだろと
私はケンタの存在に支えられていた。私はケンタの要求を受け入れるしかない…。私はずっと間違っていた。ケンタと私の間に愛なんてなかった。そこにあるのは服従と被服従だけ…。私はケンタに身体を捧げるメス犬でしかないのだ。