「罠」-4
その1時間後・・。すでにホテルの一室では、麻衣の喘ぎ声が響き渡っていた。ダブルサイズの広いベッドで弘之に正常位で貫かれた瞬間だった。
「あっ、あんっ、あんっ!ああっ・・、お、おじさま、あぁ・・。いい・・」
弘之は麻衣の巨乳にしゃぶりつきながら、じっとしている。20歳の身体の抱き心地はやはり素晴らしく、感動さえ覚えていた。しかし何よりも弘之を感動させたのは、麻衣の膣穴と自身の肉棒との相性だった。
麻衣の膣穴はおそらく一般の女性と比べても浅く狭い。少なくとも香織よりはずっと浅く、弘之の亀頭の先端が子宮口に到達したのだった。そのコリコリした子宮口が亀頭先端の尿道口に密着する快楽は、妻の深い膣穴では決して味わえないものであり、弘之を夢中にさせた。
一方の麻衣もまた、弘之との相性の良さを感じていた。達也とは一度だけセックスをしたことがあるのだが、達也の太い巨根では膣が張り裂けそうになり、子宮を押し上げられて強い痛みを伴うセックスだった。それ以来、達也のほうも麻衣の身体を求めてこなくなった。
「麻衣ちゃん・・。すごいよ・・。先っぽが吸われてすごく気持ちいい・・。こんなの初めてだ・・」
じっとしていることに我慢できなくなった弘之は激しいピストンを繰り返し、20歳の瑞々しい身体を堪能する。麻衣は全身から汗を噴き出し、長い髪を振り乱しながら、弘之に快感を訴え続けている。
「ま、麻衣ちゃん。やっぱり生はまずいんじゃ・・。ホントに大丈夫なの?」
しばらく正常位で麻衣の身体と密着して激しいピストンを続けていた弘之は一旦動きを止め、麻衣の胸乳に指を食い込ませながら、尋ねてみた。
「お、おじさま。今日は大丈夫って言ったでしょ。で、でも誤解しないでくださいね。私、誰でも許してるわけじゃないから・・。おじさまなら、ナマでもいいかなって思ったから・・」
麻衣のような清楚なお嬢様に言われ、弘之の興奮は頂点に達していた。まだピストンを開始してから数分であるが、射精寸前まで追い込まれていた。
いつもの妻相手ならこのまま構わずに放出してしまうのだが、麻衣ともっと繋がっていたいという気持ちが弘之を持続させていた。ピストン運動と静止を繰り返して耐えていたのだが、それでもやはり弘之に限界が訪れようとしていた。
「ぐっ、麻衣ちゃん。駄目だ!外に出すよっ!」
さすがに膣内射精はまずいと思った弘之は、最後の瞬間に抜こうとした。しかし麻衣の両手と両足が弘之の体にしがみついて離そうとはしなかった。
「なっ、中で出して!おじさま、遠慮しなくていいから。いっぱい、いっぱい出してぇ〜〜〜!!」
若く美しい麻衣からそれを聞いた瞬間、弘之の中で何かが崩れ落ちた。そんな大胆な台詞はこれまで妻からも聞いたことが無かったのだ。
妻の香織なら決してこんな台詞は言わないなと思いながら、こられきれなくなった弘之は、ドピュッ!!ピュッ!!ドクンッ・・と射精してしまった。
20歳の女子大生に中出しするなど、快感のあまり目眩がしていた。中での放出は、妻の香織にさえ何年もしていない。放出後の余韻に浸っている弘之は、そのまま麻衣の身体に体重を預けていった。
「あぁ〜〜、麻衣ちゃん・・。すごい・・、すごいよ・・」
「ね、ねぇ、おじさま・・。少し休んでいいよ。その後、麻衣がお口でおっきくしてあげるから、もう1回しよ?ね?」
続けて2回もするなど、香織にもしたことが無い。しかし、30分ほど休憩した後、明らかに妻よりも巧みな麻衣のフェラチオとパイズリで完全に復活した弘之は、若く張りのある身体に再びのしかかって行った。
(麻衣のやつ、今頃上手くやってるかな・・)
そう思いながら達也はホテルのベッドで休んでいた。麻衣が泊まっている部屋のすぐ隣である。かなり高級なホテルではあるが、麻衣が全て用意してくれていた。
あれから居酒屋を出た達也は、2人のあとを気づかれないようについてきたのだ。そして麻衣が弘之に寄り添ってこのホテルに入る瞬間を物陰から写真に収めることに成功した。今回東京に出てきた目的を果たしたといってもいい。
(この壁の向こうでおじさんと麻衣が・・。俺も今ここで香織さんとやれたら・・)
達也は一人では広すぎるベッドの上で妄想にふけっていた。しかしそれは全くかなわぬ夢などではなく、かなり現実味を帯びた妄想だった。
香織の夫である弘之は、達也が仕組んだ罠にかかったと言っていい。あとは弘之が浮気をしている事実をどのように香織に伝えるかが問題だった。単にそれを香織にバラしたとしても、香織が素直に自分と関係を持ってくれるとは考えにくい。
(脅したりするのは嫌だし、なんかいい方法は・・)
しばらく考えていた達也は、先ほどの居酒屋で弘之が話していた内容を思い出した。
(そういえば明日の土曜日は家族で出かけるって言ってたな・・)
達也はこれから先の展開を何度も脳裏に思い描いていた。そして香織の身も心も自分のものにすると決意したのであった。