投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

美しき姦婦たち
【その他 官能小説】

美しき姦婦たちの最初へ 美しき姦婦たち 21 美しき姦婦たち 23 美しき姦婦たちの最後へ

十八歳果実熟れ頃(2)-3

 初めて股を割られたのは十七歳の時、部活の顧問をしていた教師。いつからか自分に向けられた視線に特別なものを感じていたという。この子の肉体なら男であれば誰だって目を奪われる。

「用具室でキスされて、力が抜けちゃった。次の日曜日に誘われて、部活休んでドライブに行ったの」
茨城の海に近いラブホテルだった。
「天井も壁もほとんど鏡の部屋」
その日から月に二、三回は会っていた。だから、
「たいていのことは知ってるわ」
経験豊富という意味だ。
「伯父さん、好きにしていいよ」
何だか厭な気持になった。

「その教師、独身?」
「結婚してた」
「もう会ってないんだ」
「うん。異動になっちゃったし。その前に奥さんに疑われてるって言ってたから、それもあったみたい。連絡がなくなった」
「会いたいと思う?」
「今は思わないけど、前は……」
そっと目を閉じた表情に陰のような色香が表れて坂崎は唇を重ねた。美緒を弄んだ見知らぬ男が坂崎を苛み、体の疼きをもたらした。

(愛しい……美緒……)
その時の感情は性的欲情とは異質のものだった。その切ない想いは、熟れているとはいえまだ伸び盛りの肉体の開花を迎え、寮乱に歓喜しながら、一方でまだ少女の心を持っている現実の悲惨さを感じて募ってきたものだった。だが、
(矛盾している……)
その美緒を抱いている俺は何なのだ。……

 布団に横になって話をしている間、美緒はずっとペニスを握りしめていた。
 やがて半身を起した美緒は、坂崎を仰向けにしようと体を重ねてきた。今度は彼が乳首を吸われ、両手を大きく広げて大の字になった。
(ひととき、この子に委ねよう……)

 舌はつつっと線を引くように下腹部へと向かう。へその辺りで少しとどまってから生え際を周回するように舌先が幹の根元に到達した。そのまま先端に向かうものと期待していると、袋を持ち上げて裏側を舐めてきた。こそばゆい快感が走ってペニスがピクンとしなった。
 美緒の様子をうかがうと、目を閉じてうっとりと陶酔している。愛撫を加えながら同時進行で自らも行為の淫靡さに浸っている感じである。
 口を大きく開いて舌を目いっぱい伸ばし、吸い込むように袋を含む。絶妙な加減である。
(これが高校生か……)
半ば呆れながら舌戯の巧みさに酔いしれた。

 やがて幹に唇を這わせたまま上へと辿っていく。幹に性感はないが感触が徐々に敏感な部分に近づいていくことで身構える想いが膨らんでゆく。確実に昂奮が高まっていった。
 亀頭に辿りついて、美緒はそこでもゆっくりエラと溝を掬うようになぞってから、仕上げとばかりにおもむろに咥えていった。
「ううむ……」
待っていた瞬間だ。一段と硬直した。温かく、柔らかく、適度な圧迫。まるで充血して蜜を湛えた膣そのもののようだ。

 喉の奥まで呑みこまれ、圧迫されたまま引き抜く。
「ああ、美緒……」
洩れた言葉が終わらないうちにまたもや一気に引き込まれた。坂崎はあまりの気持ちよさにのけ反った。
「美緒、感じる……」
間もなく律動が始まり、くちゅくちゅと淫猥な音が響く。音が出るのは唇をすぼめているからだ。これは効く。その上、規則的な動きの中でも口の中では微妙に舌が回転して巻きつくように絶えず先端を捉えている。
(これはたまらない……)
じっくり愉しむつもりが、ともすれば持っていかれそうな兆候が見え始めた。


美しき姦婦たちの最初へ 美しき姦婦たち 21 美しき姦婦たち 23 美しき姦婦たちの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前