親友の性癖-6
私の彼を試してみなさいよ…、梨華にそう言われているように感じました。私はそうは見られた事はないけど由伸が初めての男。他の男は知りません。だから頭の片隅に他の男のエッチには興味があったのもかもしれません。梨華の視線に吸い込まれて行くようでした。
田所君はキスしながらゆっくりと優しく私をベッドに倒しました。そして耳元で甘い声で囁きました。
「前から抱きたかった…」
「えっ…?」
驚きました。胸を見られてるのは知ってたけど、まさかそんな目で見ていたとは思わなかったからです。
「オッパイ揉みたかっただけなんじゃないの…?」
照れ隠しでそう言ってしまいました。そしたらまたまた甘い声で囁いてきました。
「オッパイだけじゃないよ?有里ちゃんを抱きたかったんだよ。ずっと可愛いと思ってた。和宏がうらやましかったんだよ。」
心が…、心がキュンキュンしてしまいました。卑怯です。私はどんな目で田所君を見ていたんでしょうか…。そんな私の頬を優しく撫でながらチュッ、チュッと何度も唇をつけたり離したりしました。もうダメでした。落ちてしまいました、私…。
「田所君…、オッパイ揉んでいいよ…?」
思わずそう言ってしまいました。それは田所君を喜ばせたい一心だったのかもしれません。ニコッと笑った田所君の手がキャミの上から覆い被さりました。
「やっぱり大きいね…。柔らかくて最高だよ…。嬉しいよ…」
「田所君が私のオッパイいつも見てたの…気づいてたよ…?」
「あ、バレてたんだ…」
照れ臭そうに頭をかいて笑った田所君が可愛く感じました。
「あれだけ見てれば気付くよぅ…」
「そうだよね。ついつい見ちゃうんだよね、有里ちゃんのオッパイ。でもようやく夢が叶ったよ。」
「夢とか大袈裟だよ…、私のオッパイなんかで…」
「いや、夢だったよ。俺は有里ちゃんのオッパイが触りたくて触りたくて仕方なかったんだ。このオッパイを、こう…」
由伸とは完全に揉み方が違います。ゆっくりとゆっくりと円を描くように揉まれると、それがけで気分が高揚してきてしまいました。甘い息が漏れてしまいまさす。
「ハァァ…ん…、田所君…」
「有里ちゃん…」
優しいながらも真剣な眼差しに私は濡れてしまいました。