「高校生に貫かれた夜」-2
そして夜11時を過ぎて耐え切れなくなった達也は、そっと自室を抜け出し、リビングへと向かった。暗闇の中、テレビだけをつけて音量を小さくした。
達也はソファに寝そべりテレビを見ながらも、香織のことが頭から離れなかった。そして11時半が過ぎようとしていた頃、ふいに香織の寝室からドアの開く音が僅かに聞こえた。達也は自分の胸の動悸が一気に激しくなったのを感じた。
「あれ?達也君、起きてたの・・?」
香織はパジャマ姿のままリビングにやってきた。薄暗い明かりでも、香織の豊乳がパジャマの胸の部分を大きく突き上げているのが分かる。
「ちょっと眠れなくて・・。香織さんは・・?」
「私って、お酒飲んだ夜はいつもなかなか寝つけなくて。達也君、今日は来てくれてありがとう。真菜も弘之さんも、すごく喜んでいたし。明日アパート見つかるといいね」
「香織さん。もし良かったら10分だけでも一緒に話しませんか?」
「え!?わ、私と?う〜ん・・」
家族がいる自宅とはいえ、こんな深夜の時間帯に達也と2人っきりでいるのは香織にとって不安だった。しかし、1度寝てしまうと弘之は絶対に朝まで起きてこないタイプであり、弘之にこの場を見つかることは無いであろう。
以前とは違う達也の紳士的な態度に加え、久しぶりの飲酒をして酔いが回っていた香織は、達也に対する警戒心が薄れていた。
「じゃ、じゃあ。10分だけなら・・」
香織は達也が座っているソファには座らず、絨毯の上に座った。その後2人は30分ほど談笑した。香織は達也の会話の上手さに驚いていた。達也が話す内容も面白かったが、普段の香織のことも上手く聞きだしてくれる聞き上手でもあった。
夫の弘之は香織の日常の話など聞いてくれるはずも無く、香織は時間を忘れ、久しぶりに異性との会話を楽しんでいた。
「ねえ、達也君は今、彼女はいないの・・?話も上手だし、周りに女の子たくさんいるんでしょ?」
「う〜ん、そんなこと無いですよ。俺って外見ごついから、見た目怖いじゃないですか。でも実は、こないだまで彼女いたんですけど、別れちゃったんですよ」
「えっ!?なんで?」
「いや・・、香織さんにこんなこと言って引かれたら困るんで、やめときます・・」
「そんなこと言われると、余計に気になるじゃない。もしかしたらアドバイスとか出来るかもしれないし。私はそんなに恋愛経験豊富じゃないけど・・」
達也は香織の反応を冷静に伺いながら、ゆっくりと話し出した。
「実は・・、彼女とセックスまでいったんですけど、どうも上手くいかなくて・・。それでなんかギクシャクしちゃって、そのまま別れちゃったんですよ」
「そ、そうなの・・。だって、しょうがないよ。高校生なんだもん・・。大人になったら、絶対上手くなるから気にしなくても大丈夫よ。次でまたがんばればいいのよ。ね?」
「香織さん・・。1回でいいから、俺の相手してくれない?」
達也は唐突に聞いてみた。
「えっ!?それどういう・・?」
香織には達也の発言がすぐには理解できなかった。
「気を悪くしたらごめん。俺・・、香織さんにセックスを教えて欲しい・・。そしたら俺、自信ついてこれから上手くやっていけると思う。それに俺、おじさんから初めて香織さんを紹介された時から、ずっと香織さんのこと好きだったし・・。1回だけでもやっぱり俺なんかじゃ駄目かな・・?」
「そ、そんな・・。無理よ・・。出来るわけ無いわ・・。私には弘之さんがいるのよ。それにあなたは親戚のまだ高校生だし、絶対無理よ・・。ごめんね・・、私もう寝るから・・」
香織がそう言って絨毯から起ち上がろうとする前に、達也が手を伸ばして香織の細い腕をグッと掴んだ。香織は達也の突然の行動に強い危機感を覚えていた。
「ま、待って!ちょ、ちょっと。変なことしたら、弘之さんが起きてくるわよ。あっ!きゃあ!!」
香織は肩を押さえ込まれ、絨毯の上に強い力で押し倒された。
「香織さん、いいの?そんな大きな声出して。この状況、おじさんに見つからないほうがいいんじゃない?」
混乱する香織をよそに、達也は香織のパジャマのボタンを素早く外し始めた。久しぶりの飲酒で酔いが回っていた香織は、この場をどう対処するかすぐに判断できなかった。
「・・大声出すわ。あなたにレイプされそうになったって言うから・・」
「じゃあ、こうするしかないね」
達也は馬乗りのまま、香織の首を強い力で締めつけた。香織は必死に手を引き剥がそうとするが、達也の圧倒的な力に適うはずも無かった。
「い、いや・・。やめて、達也君・・。お願い、く、苦しい・・」
それを聞いた達也はすぐに締め付けをやめた。
「ごめん、香織さん」
恐怖に怯えている香織が抵抗しないことを確認した達也は、下のパジャマも素早く抜き取り、あっという間に香織を下着姿にした。その後すぐに香織の上に馬乗りになり、自分も上半身だけ裸になった。達也は香織の上に覆い被さると同時に豊乳を揉みしだき、首筋に舌を這わせていった。
「あっ、や、やめて。お願い、許して・・。達也君・・、い、いやっ・・」
香織の抵抗の声は無意識のうちに小声になっていた。達也はあっという間に香織のブラを外し、生乳を鷲掴みにしている。達也の手は夫のより随分大きく、また力強さは比較にならなかった。達也は香織の反応を伺いながら、豊乳を握り締めたまま乳首をしゃぶり始めた。
「香織さんのオッパイ気持ちいいよ・・」
「あ・・、あ・・。やだ・・。や・・、やめてっ!」
香織の両手は達也の肩を必死に押し返そうとしている。このままでは本当にレイプされてしまうと予感した香織は、何とかして達也にやめさせようとした。