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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第16話-26

「お、お願いっ……見ないでっ、嗅がないでっ……あ、ああっ……!」

 ボコボコッ、ボボッ、ブボワァッ……!

「ああぁあぁ……」
 水面を騒がせる“気泡”の中に潜んでいるのは、葵の中に過分に取り込まれ、充満し、腸内を巡って直腸に溜め込まれた“ガス”だ。
(葵の、お腹の中の、“匂い”なのかな……)
 バラの香りに隠されながらも、誠治の敏感な鼻腔粘膜は、葵がお尻から“空気の泡”として発したその“匂い”を、しっかりとキャッチしていた。バラの香りに相反するゆえにこそ、しっかりと嗅ぎ別けられる。

 ボコボコボコッ、ボボッ、ポコポコッ、ポプッ、ポプッ……

「ぁ……う…」
 観念したように、葵の全身から力が抜けていた。顔を両手で覆い隠しているのは、“お湯の中で、屁を垂れている”という、妙齢の乙女としては、万死に値するような恥じらいに、耐えるためであろう。

 ポコッ、ポコッ、ポコポコッ……

 水面はその後も、何度か思い出したように“気泡”が浮かび上がってきたが、やがてそれも、収まりを見せた。
「スッキリ、したかい?」
「………は、い」
 “お風呂の中で放屁をする”という、あまりにも恥辱的な姿を晒した葵である。しかし、それでも、誠治の問いに対しては、顔を隠しながらも素直な頷きを返していた。
(おなら……いっぱい、出ちゃった……)
 お腹の中に溜め込まれた空気が、泡になって、お尻を刺激しながら大挙して出て行ったその“爽快感”は、否むことができない。
「誠治さん……こんな、締まりのないわたし……キライに、ならないで……」
「なるもんか。泡になって出てきた葵の“おなら”は、とても可愛かった」
「い、言わないで……」
「ふふ」
 葵を“抱っこ”したまま、誠治はその頬に自らのそれを寄せた。
「葵、わかるかい?」
「あっ、せ、誠治さん……」
 葵の背中に、とてつもない“存在感”が押しあたっている。その反り上がりと、硬度は、おそらく最高潮に達しているのだろう。
「キミの“匂い”を感じて、どうしようもなくなっているよ」
 頬ずりをしながら、背中にそれを押し当てて、誠治は葵にその存在をアピールしている。
「………」
 求めるところがわかる葵は、“放屁”をした恥じらいから覆い隠していた顔をようやく開放すると、微かに潤んだその瞳で、誠治を見つめた。
「誠治さんの……慰めさせて、ください……」
「触りたいかい?」
「は、はい……触りたい、です……政治さんの、お……お……」
「………」
「お、ち×ちん……触りたいの……」
「ふふ。それじゃあ、お願いしよう」
 葵の背中に当たっている誠治の“雄峰”が、これから受けるであろう甘美な刺激を期待して、もう一段階、大きくなっていた。


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