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それから
【調教 官能小説】

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プロローグ-1

 あの日の出来事は、熱病にうなされたときの悪夢のようでした。長時間にわたる痴漢行為を受け、3人の男によって弄ばれたことは、いまだに現実味がありません。しかし、今、私の携帯に送られてきたメールは、その出来事が間違いなく事実であったことを裏付けています。
 送られてきたメールは未登録のアドレス。差出人の名前は書かれていないものの、そのメールに添付された、私が電車の中で裸になっている写真を見れば、誰が送り主かは分かります。あのとき一番初めから私に痴漢を働いていた男です。残りの2人からは何もメールなどは来ないので、携帯の連絡先をチェックしていたのはこの男だけだったのかもしれません。

 「言うこと何でも聞いてくれるよな?」

 あのとき、男が最後に言った言葉が、頭の中をぐるぐると回り続けます。
 途端に、車内で私がされたことを思い出し、羞恥心と怒りが湧いてきました。ですが、さまざまな感情が渦巻く中、添付画像がそれを抑えつけます。私の痴態を写した数枚の写真を握られている限り、私には何かのアクションをとる勇気はありませんでした。それを見越してか、逆らえないんだぞということを念押しするために、画像が送られてくるのでした。

 数日をあけて、男から電話がかかってきました。
 男の言うことをまとめると、5日間、私に言いなりになれということです。男は1週間後に転勤で引っ越しをするらしく、それを踏まえて、引っ越し前に思う存分私で遊ぼうと思っているらしいです。そのかわり、5日間言うことを聞き続けたら、今後はもう何も要求しないし、連絡をよこすこともないとのことでした。
 縁を切ってもらうために、5日間の言いなり調教生活。私は、その提案を飲みました。というより、立場的に男の提案を断れるはずもありませんでした。少し話し合って、明日から毎日5日間、学校帰りに男の自宅へ行くこととなりました。




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