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堕ちていく人妻
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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思惑-2

「よし、最後の試練だ。美香」
そう言うと、左手を伸ばし美香のバッグから携帯を取り出し、旦那の名前を探す。
「いいか?お前が満足する為に俺がいるんじゃない。俺が満足する為にお前がいるんだ。わかるな?」

黙って頷く美香。
「俺が今日満足するには朝までかかるんだ。その意味も・・わかるな?」
斉藤の言葉を聞きながら、今度はゆっくりと頷く。
今夜は帰れない。また浩二に嘘をつかなければいけない。

浩二の名前を探し終えた斉藤は美香の耳に携帯を充て、発信ボタンを押した。
「俺が何を求めているか・・わかるな?」
「はい・・」
浩二が電話に出る前に短く返事をして、美香は自分の手で携帯を持ち、通話になるのを待った。

斉藤は腰の動きを再開させ、服の中に手を入れて直接、乳首を指で転がし始めた。
込み上げてくる快感に耐えていると、「もしもし・・美香?もう帰ってくるのか?」
浩二の声が聞こえてくる。
反対の耳からは斉藤の声が。
「今は家に居るのか、ご飯はちゃんと食べたのか?怪しまれないように聞くんだ」

浩二の質問には答えず自分から質問をする。
「ちょっと浩二の事が・・気になって・・ッん・・ご飯は?・・ちゃんと食べた・・っんっ・・」

「ちゃんと食べたよ。って言っても帰りにコンビニで弁当買って食べたんだけどね」
優しい声。
浩二に対する罪悪感が、斉藤の肉棒をさらに強く求める結果になる。

「美香は・・?まだ帰ってこないの・・か?」
その声は心配と寂しさが混ざっていた。
「今夜は別の男に抱かれるから帰れないんだよ」
斉藤の声はもちろん浩二は聞こえないが、事実と同時に何を言わせたいか、また美香がどうやっていいわけするのかを楽しんでいた。

「ごめんっ・・ねっ・・何か、悩みがあるみたいで・・まだ帰れそうにないの・・
それでね・・唯が・・っんっ・・泊まっていってって・・っはぁん・・うるさいのよ・・」
結婚してからずっと夜は一緒にいるのが当たり前だったせいか、例え同性の家にいると聞かされても一人で過ごす夜は少し寂しかったのだろう。

「そうか・・まぁ、たまには一人で寝るのもいいかも。独身に戻ったみたいで」
必死に明るく努め美香の願いを聞こうとする浩二。
その思いがひしひしと伝わってくる。
(ごめんね。浩二。本当は違うの。でも・・)

「ありがとう。明日にはちゃんと帰るから。あっ、戸じまりはちゃんとしてね。
じゃあ・・っん・・おやすみ・・っぁっなさい・・」
ボロを出す前に、携帯を切り助手席に投げた。
「たかが一日いないだけで、旦那も大げさだな・・」

美香と浩二の心を弄び楽しむ斉藤。
しかし美香は斉藤を責める権利などなかった。
「さて・・本番といくか・・」
美香にハンドルを握らせそれを支えに前に倒していく。
さらに運転席の背もたれも一気に寝かせた。
斉藤は身体を起こしたまま、腰を突き出し始めた。

「アンッ。アンッ・・アァァンッ・・」
パンッ・・パンッパンッ・・と、腰を打ちつけるたびに肌がぶつかる乾いた音と、
ヌチャヌチャヌチャ・・と、秘部に肉棒が出入りするたびに愛液が溢れる音が車中に響く。
「雅彦さまの・・肉棒・・っ・・太くて・・硬くて・・熱いっ・・のっ・・」
天井にぶつかる心配のなくなった美香も斉藤の腰の動きに合わせて腰を振り始める。

「はぁ・・はぁ・・くくっ・・もう我慢はしなくていいんだぜ・・俺の肉棒でイカせてやるからな・・」
焦らしという苦しみに耐えた斉藤からのご褒美だと思っていた。

「アンッ・・アンッ・・嬉しいですっ・・やっと。やっと・・イッてもいいんです・・ねっ・・」
美香は全身が蕩けるような快感に包まれ絶頂の波が近づいてくる。

「いいぜ・・その前に・・ここが何処か・・知りたいだろう?」
斉藤はずっと着けていた美香のアイマスクを外し始めた。

絶頂が近づく美香にとっては今、ここがどこなのかを知ってもどうでもよかった。
目隠しをされてから耳が極端に敏感になっていたが、周りに人の気配も車の気配も
一切感じなかった。

それでもあえてここでアイマスクを外そうとする斉藤の声はどこか楽しそうだった。
美香は目を瞑り快感に酔いしれていると・・
「ほら、ちゃんと目を開けて見るんだよ・・」
言われた通り、ゆっくり目を開けていく。

自分の知っているところなのか・・それとも目を開けることによってさらなる興奮が高まるのか。
久しぶりに自由になった目でフロントガラスの向こうの景色をぼんやりと眺めた。

「アンッ・・アンッ・・ハァ・・ハァ・・い、家・・・?」
目の前に人はなく、右も左も・・誰かに今の痴態を晒し興奮させるのが斉藤の思惑だと
思っていたが・・家。だった。
誰かが家から見ているのか・・?

だが、見覚えのある玄関・・快感に酔いしれていた頭がハッキリとしてくる。
美香はやっと自分がどこにいたのか、斉藤が何故、目隠しをさせたのかを理解した。
そう、ここは自宅の前。数メートル先の明かりが点いた部屋には浩二がいるのだ。
「ハァ・・ハァ・・いやぁぁ・・やめて・・ここは・・いやよっ・・こんなところで・・」
急に頭を横に激しく振り斉藤の肉棒からも逃れようとする。

「ほら・・どうした・・?んっ?イキたかったんだろう?もう我慢しなくていいって
言っただろ?」
斉藤はさらに腰の動きを激しくしていく。
「あの部屋で、旦那はむなしくコンビニ弁当を食ってたんだな・・それに引き替え、お前は・・旦那以外の男の為に料理を作り、今は目の前でその男の肉棒を嬉しそうに咥えてるんだぜ・・」



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