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堕ちていく人妻
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第21話-2

これで突かれたら声を我慢する自信などない。
浩二には聞かせた事のない大きな声で起こしてしまい欲に溺れ乱れた姿を見てショックを受けるに違いない。
それよりも槇村の肉棒を受け入れる事は斉藤への裏切りになるのではないかという気持ちの方が強かったかもしれない。

今度は直に肉棒の先端にキスをし、軽く握り持ち上げると裏筋を根元から舌を這わせていった。
「あぁ・・・美香。気持ちいいよ・・・」
槇村の喘ぎ混じりの褒め言葉に笑顔で応え、ゆっくりと咥えると口をすぼめ舌を使いながら頭を上下に動かしていく。

ンジュ・・・ングッ・・・ジュル・・・
頭を動かす度に唾液を溜めた口の中から音が漏れる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
昨日とは違う責め方に気持ちよさそうに槇村は声を漏らした。

「はぁ・・・はぁ・・・美香は斉藤くんにはいつもどれくらい口で奉仕してるのかな?」
唐突な質問に亀頭を吸うように咥えていた美香は一瞬動きを止めたが、質問の意味を理解すると肉棒を口から離し「はい。いつも10分以上必死にご奉仕して・・・やっとです。だからもっと上手くなれって叱られちゃいます」
斉藤との事を聞かれると嬉しそうに微笑み素直に答え、斉藤に教えられた通り、再び咥え亀頭のすぐ下を強弱を付けながら舌を回すように動かし根元までゆっくり飲み込んでいく。

「うぅっ・・・これはたまらん・・・これを10分以上も・・・」
我慢しなければ斉藤から奪う事は出来ない。
槇村は壁に掛けられた時計で時刻を確認した。午後8時50分。
「因みに・・・そこで寝ている平山くんなら・・・どれくらいかな・・・」

今度は浩二の事を言われ忘れていた罪悪感に苛まれ一瞬振り返りそうになったが、今は槇村に射精させる事だけに集中し質問にも答えず一心不乱に咥え続けた。

「はぁはぁ・・・も、もう限界だ・・・」
蕩けそうになる肉棒から伝わる快感に、何とか気を紛らわせようと時計を見たがまだ8時58分。斉藤の記録には程遠い。

ジュプジュプ・・・ジュプジュプ・・・
激しさを増す美香の動きに遂に限界を迎えてしまった。
「うぅぅっ・・・美香・・・口に出す・・・よ・・・」

槇村の声と同時に熱い粘液と生臭い匂いが美香の口の中を支配する。
ピクッ、ピクッ・・・と小刻みに跳ねる肉棒を咥えたままストローを吸うように
チュウチュウと肉棒の先を吸った。

やがて口の中で徐々に衰えて柔らかくなっていく肉棒に美香は安堵した。
これで浩二を起こさずに済む。斉藤を裏切らずに済む。
口の中に溢れる精液を飲み干し作戦が上手くいったと確信した。

「斉藤様の・・・とても美味しかったです・・・」
と上機嫌にリップサービスまでした。

「もう少し咥えて吸い取ってくれないかな?余韻を楽しみたいんだよ」
下を向いた肉棒の先には微かに精液が残っていた。
美香は一瞬後ろを見て浩二が寝ているのを確認すると亀頭だけ口に咥えると、
ストローを吸う要領でチューチューと吸い始めた。

「おお。これはまた堪らん・・・せっかくだから根元まで頼むよ」
言われた通りに、萎えて少し縮んだ肉棒は簡単に口の中に収まり、
数時間は勃起しないであろうと高を括っていた美香は先ほどと同じように

「ははっ・・・いいね。萎んだままでもイキそうだよ・・・」
それならそれで構わない。勃たなければ秘部への挿入は免れるのだから。
ところが、美香の口の中で異変が起こったのだ。
肉棒は徐々に硬直を始め、咥えるのが苦しくなってくる。

驚いた表情で見上げた斉藤はニヤリと笑っていた。
「ふふっ。私が一度出したら勃たないと思ったのかな?昨日は確かにすぐには勃たなかったけど、それは仕事があったからでね」

完全に勃起した肉棒を眺めながら、ようやく斉藤が挿入せずにすんなり咥えさせたかを理解した。

一枚上手だった斉藤の作戦に見事嵌まってしまった美香はこれから起こる事を
想像し不安を感じていた。

つづく。



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