診察番号1-4
回転しながら捩じ込まれた異物をさとみの柔らかな壁がギュウギュウと締め付けた。
溢れでる粘液、絡み付く柔肉。
『少し変えてみますよ』
(カチッ)
スイッチの音がした途端に、さとみはベッドの上で仰け反る。うねりをあげる器具は伸縮し、怒涛のピストンを繰り広げる。
(バイブ…!!)
『アンッ アンッ アアッアアンッ …』
締め付けられた器具が上の壁を激しく擦りつけ、外部の突起はクリトリスを刺激した。
『…先生!!…熱い…熱いです』
全裸で手首を拘束され、アイマスクをされたまま悶えるさとみに、バイブの性能は容赦なく発揮する。
吸われた乳首は過剰に反応し、その感覚は麻痺に近かった。
(ビチュゥッ ビチュッ)
厭らしい音が続く。
熱い粘液がアソコの中からじわじわと溢れ出た。
(グチュッ…ビチュゥッビチュゥッ)
『ヒャァッ アァッ アッ…イクぅ
イッちゃうぅぅ…』
びしょ濡れのシーツの上で、さとみの体が大きく弾む。
腰をビクビクさせ、突き刺さるバイブを押し戻しように粘液が吹き出した。
『そろそろですかね?』
医師は手元のスイッチを《強》にした瞬間、さとみは激しく狂い叫んだ。
『ヒヤァアアッ!!!…イクぅぅぅ…!!』
(ビチュゥッジュパッ…)
痙攣する下腿、腰を宙に浮かせたまま顎を突きだすと、医師はさとみの中からバイブを引き抜いた。
(ビシャッ ビシャッビシャッ)
ガクガク内股を震わせて開かれた両脚。
アソコから引き抜かれた途端に中から大量の液が二度三度と飛び散った。
『フフッ…効きましたね?治療の効果ですよ…』
(ビシャッ ビシャッ )
頻繁に痙攣するさとみを眺めながら医師は治療の終了を告げ、ようやく解かれる手首の拘束と外されるアイマスク。
『熱はやがて覚めますから、しばらく休んでからお帰りください。ではお大事に…』
医師の診察は幕を閉じる。
『あ、ありがと…ございますぅ…ハァッ…ハゥッ………』
放心状態のまま、さとみはベッドで体をぐったりさせ、深い呼吸を続けた。