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恥辱の診察
【調教 官能小説】

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診察番号02-4

「んあっ‥‥んんぅ‥‥ぐぅ」
医師はしばらく腰を押し付け、それをまた戻し、何度か繰り返していると奈央の顔色と首筋は真っ赤に染まる。
「そろそろ注入しますよ‥‥」
グポッグポッ‥‥
喉奥に突き刺さる肉感的な器具は卑猥な音をたてながら最終局面を迎える。
「行きますよ相澤さん‥‥」
奈央の色白な乳房は医師の手形がつくくらい朱に染まっていた。
「むぐっうぐうっ‥‥」
荒い鼻息が奈央の限界を促すと、医師は余すことなく薬を注いだ。
「お疲れさまでした」
医師は器具を引き抜く。
「ぐはぁ、ぐはぁ‥‥はあっ、ゴホッ」
奈央はすぐさま酸素を求め首を横に振ると口の中に注がれた白濁の薬が吹き零れた。
「どうです相澤さん?あらっ」
(うぅ‥‥ふぁ‥‥)
酸欠と頭にのぼった血液が思考を停止させ奈央は方針状態となった。
医師はベッドを水平に戻す。
ぐったりとした奈央の胸を包み直し、ストッキングとショーツを元に戻す。
ブラウスのボタンを丁寧にはめるとアイマスクをはずした。
「相澤さん?相澤さん?」
うっすらと差し込む光に奈央は目蓋を開くがその眩しさにまた目を閉じた。
医師は奈央の腕に注射器を刺すと、診察室の電気を落とした。

‥‥そして、2時間が経過する。

「相澤さん、随分と休んでいましたが気分のほうはどうですか?」
コーヒーを飲みながら医師はベッドで目覚めた奈央に話しかけた。
「あの私、ここでどうしちゃったんですか?」
診察に来たはずの奈央は、自分がベッドで眠っていた理由すら覚えていなかった。
「診察中に気分が悪いというので、注射を打って横になってもらったんですよ。普通の風邪ですから心配いりませんよ」
奈央は頭をぼんやりさせながら頷いた。
顎がなんだか痛むがその理由はわからない。
「すいません。有り難うございました」
奈央はベッドから起き上がると、パンプスを履きシャツとスカートの皺を整える。
そして申し訳なさそうに医師に頭を下げた。
「では安静に‥‥」
「はい、有り難うございます」
そう言うと奈央は何も思い出せないまま診察室をあとにした。




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