里美 第７話-10
里美は、義父の前に膝まづくとシャワーで左手から洗い流した。
目の前には、精液まみれになって、まだしぼみきっていない義父の肉棒が、ヒクヒクと息をしているみたいに蠢いている。
里美が義父を見上げる。
義父は黙って里美を見返してくる。
義父の太ももに両手を添えると、里美はかがんで肉棒にゆっくりと唇を近づけていく。
下を向いている亀頭を、器用に舌を使って口の中へ送り込んで咥え込む。
里美の口中に義父の精液の匂いと濃厚な味が広がる。
根元まで口の中に入れ舌を使ってきれいに舐めとっていく。
肉棒が終ると睾丸を含む、義父の男の匂いと精液の味がまじる。
最後に右手に持つと、亀頭の先っちょの尿道口を舌でちょろちょろと舐め刺激する。
「お義父さん、内緒ね…絶対ね」
「里美さん、俺こそごめんな。嫌な事させて」
義父は里美の目を見て、優しくうなずいて言った。
「うぅん、全然嫌な事ないから。。。」
里美は、義父の言葉が嬉しかった。
「あっ！洗濯物干さなきゃっ」
そういうと、里美は慌てて浴室を出て行った。
後に残された義父は、里美の口と舌の感触がまだ残る肉棒を見つめていた。
ふと気がつくと、里美はいつの間に下着を外したのか、裸になって洗濯機から洗濯物を取り出していた。
義父の視線に気がつくと、洗濯かごに衣服を入れると義父の方に向き直り、全裸の身体で義父を見返してきた。
「お義父さん…」
里美はそれだけ言って、恥ずかしそうに顔をそむけたまま、自分の全てを見てと言う様に、義父の視線の中に自分を曝け出した。
しばらくして、義父を見て悪戯っぽく笑うと、洗濯かごを抱えて脱衣所を出て行った。
それから、義父がシャワーを浴びなおし、居間へ戻ってみると里美は何事もなかった様に洗濯物を干し終わり、キッチンで洗い物をしていた。
義父はその素っ気なさに、肩すかしを食ったみたいだった。
義父が持ってきたケーキを二人で食べ、何気ない世間話をしていると、まるでさっきの浴室の事は夢の中の出来事みたいだなと、義父は里美を見ながら思った。
里美が口にケーキを運ぶ度に、この口が俺の肉棒を咥え込んだと思うと、またぞろ下半身がうずいてくる。
息子の嫁だと思い込もうとすればするほど、そのシチュエーションに興奮する。
（それにしても、女とは…）
何事もなかったかの様に、振る舞う里美に少なからず怖いものも感じた。
「どうしたの？今日は早いのね」
しばらくそんな時間があって、玄関の開く音がして夫が入ってきたのを見て里美が言った。
「なんだ、親父きてたのか。いやちょっと書類取りに戻ってきただけさ」
「お…おぉ。草むしりにな」
「いつもご苦労さんっ。これからも頼むよ」
何も知らない夫は、怪しむ事も無く書類の入った封筒を持って、また出て行った。
「じゃぁ、俺もそろそろ」
そう言って、義父も立ち上がった。
「また、いつでも遊びに来て下さいね。お義父さん」
ベランダへ下りて、靴を履く義父にそう声をかけた。
義父も笑ってうなずくと、帰っていった。