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透明な滴の物語
【同性愛♀ 官能小説】

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お礼は倍返しにして-4

「分かりました」
そう言って、押さえていた手を尻穴から離すと、再び顔を佐和子の白い尻に近づけた。
「恥ずかしがり屋さんだから、なかなか顔を見せないのね」
またしても尻肉を割り開き、尻の穴を舐める。
僅かに肛門周りに付着した薬液はグリセリンの甘い味がした。
「ああ、もう、やめて!」
直腸に便塊と浣腸液を抱えたままの状態で尻穴を舐められる。
浣腸慣れしている佐和子は噴出させないようにコントロールすることができるが、一歩間違えば聡美の顔面に汚物を噴射することになってしまう。
佐和子は、その異常な状況に気が変になりそうだった。
犬から興味を持たれてされるように、肛門をピチャピチャと舐められる。
佐和子は、たまらず懇願する。
「あぁ、早くして。お願い、早く浣腸して!」
満足したのか、犬はようやく尻から離れた。
「じゃあ、もう1個追加しますね」
聡美は、そう言いながら2個目のキャップを外すとピンク色の管を肛門に埋め込んだ。
直腸内の薬液が倍になると、やっといつもの効き目が出てきて佐和子は安心した。
「はぁ…」
佐和子からため息が漏れる。
聡美が心配そうに覗き込む。
「効いてきました?」
「ありがとう。2つ入れてもらったから、もう大丈夫。ちゃんと効いてきたわよ。トイレで出してくるね。待たせてしまうかもしれないけど、ごめんね。テレビでも見ていて待っていてね。」
佐和子は自分のトイレが長くなることを分かっているので、聡美が退屈することを心配したのだ。
聡美は、お尻を押さえながらトイレに歩いていく佐和子を見送った。
「大丈夫ですよ、待ってますから。ちゃんと出してきてくださいね。行ってらっしゃい」
聡美はもちろんテレビなど点けなかった。
テレビなど点ければ肝心の「音」が聞こえなくなる。

廊下の向こうで扉が閉まるのが分かると、聡美はこっそりとトイレへ近づいた。
トイレ内でのドラマが聞こえる程度に、なお且つすぐに退却できる距離感を計りながら。
佐和子は、トイレ内で「それ」が来るのを待っていた。
今日で6日目の便秘である。
大量の排便が予想された。
佐和子は自分の下腹を擦り蠕動運動を促した。
グルグルと音がし、それは始まった。
浣腸液に混じった破裂音を立てながらガスが噴出する。
佐和子の便秘は下腹部にガスが溜まってしまうタイプだった。
見た目にも分かってしまいやすい上にお腹の張りが苦しい便秘であった。
閉じ込められていたガスが臭いを解き放ち便器へ放出されていった。
トイレの外では、猫のように四つん這いで近づいてきた聡美が聞き耳を立てていた。
ブブッ!ブババッ!
浣腸液に混じりながら放出されるガスの音が聞こえた。
「これが佐和子さんを苦しめていたものの正体か。…やっと楽になれるのね」
ドスッ…
肛門を押し広げながら出てきた大きな塊が落下する音が聞こえる。
さっきクルマの中で話してくれた病院での浣腸。
その再現を、今、たしかに聞いている。
聡美はさっき慰めてもらったばかりの自らの花芯が再び熱くなるのを感じた。
聡美は先にリビングのソファに戻った。
そして、むず痒く主張している自分自身を慰めた。



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