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『清子と、赤い糸』
【幼馴染 官能小説】

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『清子と、赤い糸』-31


「ま、まーちゃん、こんなんで、ええの? ん、んあっ、な、中に、入らんで、ええの?」
「ああ……充分、気持ちいいから……」
「んっ、あっ、そ、そうなん? あっ、ん、んっ……」
 擦りあげる動きが、更に早くなってきた。清子の粘膜の表面を擦る動きだけでも、岡崎はかなり興奮しているのだ。
「はぁっ、あっ、ん、んんっ、あっ、あついっ、まーちゃんの、チ×コ、ものすごぉあついでっ……!」
「清子……清子……!」
「も、もっと、こすってやっ、ウ、ウチの、マ×コつかって、もっと、まーちゃん、きもちよぉなってやっ……!」
 それが、自分自身の快楽にも繋がるので、清子は、岡崎に存分に動いてもらいたかった。
「あっ、んっ、あふっ、ん、んんっ!」
 清子の声にも遠慮がますますなくなり、粘膜の濡れ具合も相当なものになっている。完全に、雌としてのスイッチが入り、生殖器を弄られる快楽の虜になっているようであった。
「き、きもち、ええよっ、ウチ、ウチ、きもちよくて、へんになるよぉっ……!」
「ひとりで、するより、いいのか……?」
「く、くらべもんにならんよっ……ひとりでいつも、マ×コこすっとるときより、全然きもちええのぉっ……!」
 よく“オナニー”していることを白状しつつ、清子は“女の声”を挙げている。
「あ、“あれ”、きたっ……」
「“あれ”?」
「し、しーしー、したいみたいなの、きたっ……あっ、ま、まーちゃん、ウチ、しーしー、でそうやっ……!」
 “尿意”のようなものを清子は感じて、さらに身体を捩らせた。
「ま、まーちゃん、かんにんや、しーしー、したら、かんにんしてやっ……!」
 これは、“ひとり遊び”でもよくある感覚で、本当に“小水”がでるわけではないと知っているが、それでもやはり、清子は不安になる。
「いいさ……清子、気にしないで、そのまま……」
 岡崎としても、もし本当に、清子が失禁したとしても、それを厭う気持ちは全く起こらない。むしろ、見てみたい気もする。
「んはっ、ま、まーちゃんの、こすり方、はげしく、なって……!」
 それが腰の反応につながり、岡崎の先端の動きの激しさに繋がった。
「し、しーしー、でるっ、あっ、ウ、ウチ、しーしー、でてまうよぉっ……!」
「清子、俺も、出てしまいそうだ……!」
「んっ、あっ、ま、まーちゃん、まーちゃぁん!」
「きよこ、きよこ、きよこぉ……!」
 ぐちゅぐちゅ、と、濡れに濡れた生殖器同士の擦りあいが、とにかく激しいものになった。中に挿入をしていないとは言え、その繋がりが生む淫猥さは、ひとかたではない。
「あっ、でるっ……!」
 清子の身体が大きく仰け反った。ぴくぴく、と、粘膜に小刻みな痙攣が起こり、本当に、小水が出てくるかとも思ったが、それはなかった。
「うっ……!」
 岡崎は、込み上げてくるものを感じたようで、清子の粘膜を擦っていたその先端を離した。

 どびゅるるるっ!

「!」
 猛烈な勢いで、白濁したものが清子の胸元に振りかかった。岡崎はお腹の上にそれを出そうとしたのだろうが、勢いが想像以上で、清子の胸にまで到達してしまった。
「あ、ああっ、あぁ……」
 身体に小さな痙攣を走らせながら、清子は、岡崎が射精する様子を見ている。これが“二発目”であるようには、とても思えないほどに大量のものが、清子の胸にかけられた。
「はぁ、はぁ……きよこ……」
「まーちゃん、また、ぎょうさん、だしたなぁ……」
 ふわふわした気分を抱えながら、清子は、胸にかけられた精子を眺める。お腹の上の精液と合わせて、身体がヌルヌルになっていたが、不思議とそれが、とても気持ちよく暖かく感じられた。
「あの……ウチ、しーしー、しとらん?」
「大丈夫、だ」
 股の間を走った電流のようなものは、“尿意”が開放されるときとよく似ていたが、“失禁”していないとわかって、清子は安堵した。
「ヌルヌルして、べちょべちょになってるけどな」
「や、ややなぁ、スケベなこと、いわんといて…」
 生殖器の状態をつぶさに解説されて、清子は恥じらいに顔を赤くする。
「な、なあ、まーちゃん、お願いがあるんやけど……」
「ん?」
 性的な興奮が少し鎮まり、自分の身体のヌルヌル具合が、清子はかなり気になった。
「おフロ、いっしょに、はいらへん? ……そんで、体のあらいっこ、せえへん?」
 上目遣いに、頬を赤らめながら、そういう風に言ってくるものだから、
「………」
「あ、まーちゃんの、また、おおきくなった」
 二発も放った岡崎の“樹”が、三度目の蘇生をするのも当然といえた。



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