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『清子と、赤い糸』
【幼馴染 官能小説】

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『清子と、赤い糸』-30


「清子、今度は、きちんとするからな」
「う、うん」
 雄々しさを取り戻した岡崎が、その先端を再び清子の股の間に近づける。お腹の上を精子塗れにしたまま、清子は黙って、岡崎の動きを見つめ続けていた。
「ん……」
 亀頭が再び、粘膜に触れてくる。ひくり、と、柔らかい部分が震えて、岡崎の熱い先端に反応を見せていた。
「あ、そこ、かも……」
「みたい、だな……」
 凹みの部分に、岡崎の先端が辿り着いた。まるでそれを待っていたように、凹みがそのまま亀頭の突端部分を包み込んで、蠢き出している。
「入れる、ぞ……」
「う、ん……ぁ……あ……」
 先端が少しずつ、清子の凹みを押し広げていく。
「!!??」
 最高径になる一番太くなっている場所が、めり込んできた瞬間、清子は太股の間にやけどをしたような、熱い痛みを感じた。
「い、いたいっ!」
 はっきり声を出してしまうぐらい、激しい痛覚であった。
「………」
 もちろん岡崎は、清子の反応を予測もしていたから、動きをすぐに止めていた。少しだけ亀頭を元に戻し、先端のみの“くっつき”に留めて、清子の様子を伺っている。
(そ、想像しとったけど、ものすご、いたい……)
 痛みに対する反射で、目の端に涙が浮かんでいた。
「清子、これなら、どうだ?」
「えっ……ん、んぁっ……!」
 ぐにぐにと、岡崎の先端部が浅い部分で円運動を描く。その蠢き具合が、濡れた粘膜を擦りたてて、“ひとり遊び”をしているときと同じ心地よさが、清子の身体を包み込んだ。
「あ、だ、だいじょうぶや、それなら、いとない……」
「じゃあ……」

 ぐに、ぐに、ぐに…

「んっ、あっ……へ、へんな、気分に、なるっ……あ、あっ……」
 岡崎の突端が、清子の凹みを何度も上下する。その動きに合わせて、滲むような感覚が粘膜に起こり、水気が少しずつ増えて、擦りあわさる音も変化していった。
「清子の、濡れてきたな」
「んっ……な、なんか、ええ気持ち、なんや……」
「そうか」

 くちゅ、くちゅくちゅ、くちゅ……

「あっ、んんっ、あっ、こ、こすられとる、ウ、ウチの、マ×コ、まーちゃんのチ×コで、こすられとるよっ……!」
 先端が浅い部分でくっついたり離れたりしながら、時折、竿の部分で溝全体を擦りたてられている。挿入時の痛みが嘘のように、表面を擦られるその動きから湧き上ってくる気持ちよさに、清子は“マ×コ”という卑猥な言葉を口にしてしまうくらい、陶然とし始めた。


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