従順-3
それが今、4年の時を経てようやく現実のものになっていた。
(ふっ、これが俺が見たかった光景か・・今のお前にはプライドはないのか?)
一度別れた男の肉棒欲しさに足を舐める美香。
淡々と・・ではない。少しでも斉藤が興奮するように媚びるような目を向けて舌を伸ばし丁寧にやらしく舐めていく。
(わ、私・・何やってるんだろう。付き合ってた時はあんなに嫌だったのに、
愛する人がいるのに・・今は舐める事に抵抗がないなんて・・違う・・舐めるのが
嬉しいなんて)
愛液まみれだった足は、今度は美香の唾液が纏わりついていた。
「んはぁっ・・はぁっ・・雅彦さま・・まだ・・足りません・・か?」
足りないどころか、ようやく叶った願いに肉棒はさらに反り返り、その先からは
涎を垂らしていた。
ただ、美香を完全に堕とすためにはここで我慢をしなければいけない。
単に自分の欲望を満たすために肉棒を美香に与えていてはまたいずれ離れる時がやってくる。
しかし・・・肉体的快感は確かに少ないものの、命令しそれに悩みながら実行し興奮する美香の姿を見て斉藤自身が興奮しているのも事実だった。
今すぐ美香の中に入れて、この熱い肉棒を沈め爆発させたい。
「そうだな・・・そんなに欲しいなら。いいだろう・・・こっちに尻を向けな」
長かった斉藤の許しがとうとう出た。
「はいっ・・雅彦さま・・」
美香は斉藤の気が変わらぬうちにと、すぐに身体を回転させてお尻を高く突き上げた。
やっとの思いで美香は「極上の獲物」を手に入れようとしていた。
つづく