heel-8
剃り跡が少しチクチクする感覚も、クリトリスに塗ったジェルから伝わる清涼感も、全てが新鮮だった。
ソファーに腰かけて、雅を上に乗せてやると彼女は本能のままに腰を前後に動かし始めた。
ぎこちないその動きに、ゆかり先輩の腰の動きが勝手に浮かんでくる。
上下に、前後に、円を描くように。
ゆかり先輩って騎乗位が上手かったなあ。
それに比べたら雅の腰の動きなんてまるで動いてないのと等しいくらい刺激がない。
「あっ、ああっ、いい……!」
でも、一生懸命快感を得ようとするその姿はとても可愛くて、ゆかり先輩には決して抱くことのなかった愛しさでいっぱいになった。
パラパラと前にこぼれてくる雅の髪をそっとかきあげてやる。
「雅……上手だよ……」
もはや雅は、「先生」ではなく一人の女だった。
理性を取っ払った彼女は、ユッサユッサとたわわな乳房を揺らしながら上下に弾んでいる。
「あん……、風吹くんのオチンチン……気持ちいい……」
「こうすればもっと気持ちよくなるぜ」
そう言ってガツガツ下から性器を突き上げてやると、
「ひゃあっ! あっ、いや、だめっ……」
と、天井を仰ぎながら高い声で鳴いた。
結合部からはすでに白く泡立った粘液がニチャニチャとはしたない音を立てて、雅の中から出たり入ったりしている肉棒に絡み付いている。
このグロテスクとも言える光景をもっと間近で見たくて、ひとしきり騎乗位を楽しんでから、ゆっくり身体を起こした。
「雅、ケツ出せ」
「は、はい……」
ソファーの上で膝を立てた彼女は、その白くて丸い尻をこちらにおずおずと突き出した。
そのひんやりとした双丘をグッと鷲掴みにして左右に開けばヒクヒクと蠢く菊門が丸出しになった。
「へへ、ケツの穴もマンコも丸見えだ」
「いや、見ないでぇっ!」
「何だよ、ケツ毛まで剃ってやった仲じゃんか。こんなに綺麗にしてやったのに」
「そ、そんな恥ずかしいこと言わないで……」
「だって、苛めて欲しいんだろ? なあ、スケベなマンコをめちゃくちゃにしてって頼んできたのは誰だっけ?」
「…………」
恥ずかしがる雅の髪を掬い上げて耳元で、
「……気を失う位めちゃくちゃに苛めてやるよ」
と、囁いてから耳の穴を舐めてやると、掴んでいた尻の柔肉にゾワリと鳥肌が立っていた。