heel-7
「あっ、ああっ……、もう……」
それでも雅の身体はかなり感度がいいらしく、ヴァギナ以外でも昇りつめそうになる反応を度々見せた。
だが、その度に俺はその手や舌を引っ込める。
「あ……」
明らかに落胆する声に、クスリと笑いが込み上げてくる。
媚薬を塗られて熱くなったヴァギナには一向に触れてもらえず、ならば他の部位で満たそうとすれば、達する直前でその快楽は無理矢理波が引くように引き戻され。
自分で触ろうにも、両手は拘束されているからそれも叶わず。
雅にとって生殺しみたいな状態を眺めていると、興奮は最高潮だった。
だが、俺もそろそろ限界だ。
パンパンに張ったアレはもう爆発寸前で、フェラでもさせようもんなら、口の中に入れた瞬間に出てしまうかもしれない。
ならば、雅に挿れたい。
根比べみたいに雅の身体を愛撫していると、ついに彼女が涙声で叫んだ。
「ふ、風吹くん! もう……ダメ……お願い……!」
「何がダメなの?」
「そこじゃなくて……その……」
「何だよ、ハッキリ言わないとわかんねえだろ」
「……う」
「ほら」
雅は一旦瞳をグッと閉じてから、覚悟を決めたように叫んだ。
「あたしの……、雅のスケベなおマンコを滅茶苦茶に苛めてください……!」
「模範解答だな」
冷たい笑みを浮かべながら俺は自分の服を全て脱ぎ捨てていった。
雅の視線は俺のそそりたつペニス一点に集まっている。
「苛めてやりたいのは山々なんだけどさ、先生がエロ過ぎるから俺ももう限界なんだよね。まず一発抜かせてもらうから。続きはそれからだ」
そう言って彼女の脚を思いっきり開くと、その中心に一気に欲望の塊を突き立てた。
「ああんっ!」
「すっげ……ドロドロだ……」
尋常じゃない濡れ様に、驚きの声が漏れる。
俺の太股やへその辺りまであっと言う間に愛液でベトベトに汚れてしまった。
今まで抱いてきた女の誰よりも、雅は淫らに汚れていた。