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heel
【教師 官能小説】

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heel-6

「まあ、嫌がった所で俺が引き下がるわけねぇんだけど」


「いや……いやあ……」



雅の身体に覆い被さり、閉じられた脚に自分の脚を割り入れると、素早くそこに手を伸ばした。


ヌルッと滑るそこは、信じられないほど蜜が溢れていた。


「あうっ……!」


「先生、嫌がってる割にココはずいぶん物欲しそうにヨダレ垂らしまくってるんだけど?」


「やっ……ちが……」


「じゃあ、ホントに違うかどうか試させてね」


そう言って人差し指でシェービングジェルを少量掬い取ると、淫裂から少し顔を出している固くなったクリトリスにそれをチョンチョンと塗りたくった。


「ああ……、いやあぁ……」


決して雅を助けるヒーローなんて現れない。


ジェルを伸ばすようにクリトリスを優しく捏ね回す。


「あんっ、あっ、い……や」


雅は悪者に蹂躙されるだけの可哀想なヒロインだったが、淫芽を撫でられて声をあげるその姿は、ただの淫らなメスのそれでもあった。







それの効き目が現れるのに、さほど時間はかからなかった。


雅の顔はみるみるうちにどんどん紅潮していき、ついにはデコルテの辺りまで赤みがかってきた。


そして、雅の身体がフルフル震えだし、息が荒くなり始める。


「ふ、風吹くん……、あたし……」


「効いてきたのか?」


下唇を噛みしめ、脂汗を浮かべた雅は小刻みに何度も頷いた。


「うっ……ああ……」


「先生、どうして欲しい?」


雅の身体を、ゆっくり優しく撫で回しながら訊ねると、彼女の滑らかな肌がゾワリと毛羽立っているのがわかる。


そんな快感を堪える姿が、いじらしくて、もっともっと気持ちよくなってほしくて、服の合間から顔を出した色素の濃い乳頭をそっと口に含んだ。


「ああっ……! 風吹……く……ん、……そんなにしないで……」


舌を高速で動かし、右に左にその頂を弾いてやると、雅は泣き叫びながらそう嘆願しては内腿をモゾモゾ擦り寄せていた。


まるで、そこを触って欲しいかのように。


でも、すぐに望み通りにしてやったらつまらない。


愛しくてたまらないのに、彼女の快楽に歪む顔を見たくてたまらない。


俺はわざと優しいキスを身体のあちこちに降り注いだ。


耳、唇、首筋、うなじ、胸、へそ、わき腹、爪先、膝の裏、脚の付け根……。


壊れ物を扱うように、慈しみながら愛した跡もあちこちに刻み付ける。


一つ、また一つと赤い斑点が雅の身体に刻まれていった。


彼女の身体を走る指も、限りなく優しく、くすぐるかのようにその白くて絹みたいな肌の上をどこまでも滑らせていった。


「あっ、あっ、ああっ……」


「先生、すげえ綺麗だよ」


「あんっ、風吹く……ん、お願い……」


秘部を避ける愛撫がもどかしかったのか、雅が切ない顔をしながら俺を見つめてくる。


でも、視線だけじゃダメなんだ。


俺は、彼女がどうして欲しいのか気付かない振りをしながら、なおも優しい拷問を続けた。










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