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クルドーム
【コメディ 官能小説】

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クルドームとは?-1

ええと、このピンクの『クルドーム』ってのを装着すればええんかいな?
ああ、ギンギンしたまま、こんなの装着してるのって、まるで変質者そのものや。
って、そうか。ワイは変質者やった。
あっ、向こうから3人の女子中学生が来る。
あれ、左端の不細工なのがワイを見つけて走って来たぞ。
そ……そうか『クルドーム』って女が『来る』コンドームなんやなぁ。
って感心してる場合やない!
ワイの野生馬は左にずれてるから左端のブスが走って来るんだ。
ちょっと手を添えて右にずらせば。
あっ、ずらしすぎて、今度は右端の並の女の子が走り出した。
微調整して真中にしないと……ほれほれ今度は真中の可愛い子が走って来た。
他の2人は速度が落ちたけど、真中の可愛い子ちゃんが両手を広げて走って来る!
そこでワイはパッとレインコートを広げる。
な……なんと、それなのにワイに抱きついて来た♪。
「きゃーー「変態だわーー」」「あら……私何をしてたの。きゃー」
な……なんや、他の2人が騒いで、可愛い子ちゃんも離れてしまったやないか。
あーーあ、逃げて行ってしもうたわ。ざ……残念や。
やっぱり…3人連れというのが失敗やったな。
他の2人が近づき過ぎてたもんやな。
だが、女ってのは2人とか3人とかツルムのが多いんや。

おお……今度のは2人組の女子高生だ。右側のが美人だ。
そやな。手を添えずとも、体の向きをちょっと右にずらせば……。
ほらほら、美人女子高生が走って来た。
あれれ……もう1人の方も走って追いかけてるやないか。
そ……それもそうやなあ。いきなり友達が走り出すもんやからなあ。
仕方ない。背中を向けて、中止や。
「どうして急に走り出したの?」「ごめん。なんか知らないけど急に……」
そう言いながら2人は通り過ぎて行ったみたいや。
あっ、こ……今度は小学生の女の子が一人で歩いて来た。
ワイは変質者やから、もう見境がないのや。見せたろ。見せたろ。
おう、走って来たやないか。目を輝かせて両手を広げてるやないか。
そこでパッとレインコートを広げるんや。おう抱きついて……来ないやないか。
「チンチンだぁ。お父ちゃんのチンチンより太くて長い」
そ……それはやなぁ、あんたのお父ちゃんが興奮してなかったせいや。
あっ、こら掴むんやない。引っ張るんやないって! は……外れた。
「キャー、いやらしい!」
げげっ……『クルドーム』が外れた途端、正常な反応を示したやないか。
おう、逃げてく、逃げてく。
あれれ……向こうからさっきの中学生がオマワリさんを連れて走ってくるぞ。
ワイを指さしてるやないか。に……逃げろーーーーーーぉぉぉ!

ふーー、咄嗟に判断して『コンドーム』を装着したら、女子中学生はもちろんオマワリさんも来んかった。
誰も来んから『コンドーム』なんやな。

 


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