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クルドーム
【コメディ 官能小説】

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クルドームとは?-2

あっ、向こうで川面を見つめている若い女がいる。
ちょっと近づいて観察したろうっと。あれれ……ワイが近づけば遠ざかる。
そ……そうか。コンドームを外さないと。これでええ。
あれれ……まだ若い綺麗な女なのに、何故か涙を流してるやないか。
あぁぁあ……柵から身を乗り出して飛び込もうとしてる。
うっ……今から走って行っても間に合わない。
そ……そうだ。ワイのこれにクルドームを装着すれば。
しめた。こっちを向いてやって来るぞ。
おう……両手を広げて走って来る。目をきらきらさせてるやないか!
ほら、レインコートの前を広げてやった。来た!抱きついてきたやないか♪
「よかった。一人で飛び込むの、寂しかったの。ねぇ、一緒に死んでくれる?」
な……なにゆうてんのや? それよか良いことしようや。あれしよう。あれ。
「そうね。ただで死んで貰うの悪いから。
行きがけの駄賃……って意味が違うかもしれないけど」
おうおう、死ぬ積りの女って思い切りが良いっていうかパッとスカートめくってパンツさげたやないか。
えっ,立ったままやるんかいな。えーっとちょい待ち……。うまくいれないと。
あっ、な……なんとこのクルドーム嵌めてると、ワイの暴れ馬が勝手に穴倉を捜して潜り込んで行くやないか。
「あひぃぃぃーーーーん。ぐええええ……。ぎぐぐげががっ!!」
暴れとる。暴れとる。それにしても女の狂いようが尋常じゃない。
これじゃあ『クルウドーム』やないか!
ワイの暴れ馬が自主的にポイントを探り当ててグリグリビンビン攻め立てたるがな。
「ぶひーーん! ごがぼがっ。うぐうぐげげ。にゃにゃみょにょみゅーぅぅぅ」
こ……こら、あんまり足を絡ませて、しめつけるんやない。
うほう……両足絡ませてぶら下がったら重いやないか。
こら、きつく絞めつけるんやないゆうたら。
「いっいっ……ふっっふっふ……はっはっは……ほっほっほっへっへ」
な……な……なんや。腰を激しく動かし始めた。はや……速い!
「きゃきゅるるる! ぐきゃぶるる。けろけろきぃぃぃ」
こ……腰の動かし方が半端やない。千変万化っちゅうか、疾風怒濤っちゅうか。
ベリーダンスを基本にして、フラダンス・ヒップホップ・ランバダをブレンドしとる。
それにしても、とっても綺麗な顔しとるのに、なんでそんな百面相や変顔を連発するんや?
鼻の穴も左右変わりばんこに開いたり閉じたり。
あっ!いきなりディープキッスしてきよるんか。べ……ベロが暴れとる。
「れろらるれろ。むごもごむふふ。べろんべろん。ぐるるるる」
お……重いからワイもついに腰を下ろしてしまったやないか。
それでもワイと繋がったまま、全身をプルンプルン動かして止まらんのや。
き……器用に腰を動かしながら胸の乳を練り込んできよる。
そしてベロキッスや。おっ……口を離して頭を仰け反らしたやないか。
「うっくっくっく……ひぃひぃひぃぃぃぃ……」
あれあれ……ワイ逝きそうや。あんたもそろそろ逝きそうなのかいな?
「ぐがががぎぎ……くほぉぉぉ……きひぃぃぃぃ……えひぃぃぃぃぃぃ。
あひぃぃぃぃぃぃ。あがぁぁぁぁぁぁぁ。……」
逝ったんかいな? ワ ワイも逝った……。
出とる。クルドームの中にたっぷり。
な……なんや? ギュウギュウ中で締め付けられてる。
ビクンビクンしとる。魚が暴れ取るのかいな?
こら、足をしめつけるやないて。終わったんやから。
そうか……これが痙攣という奴なんか。知らんかった。
何? 男に弄ばれて捨てられたから自棄になってたんか?
なに? ワイとした方が何百倍も良かったって?
ワイと付き合いたいって言うんか?
そうかそうか。そうやなぁ。ほなら、そうしようか?
そんならあんたも死なんですむし、ワイも変質者せんですむしなぁ。
ほなら行こか?
ああ、ただ心配なことが1つあるんや。
このクルドームを使い切ったら。愛想つかされるのが怖いんや。
それにクルドーム使ってる限りは、子供できんし家族は作れんやろなぁって。
まあ、今はそんなこと心配してもしょうもないわな。
ほなら行こ行こ。
パンツちゃんと履いとくんやぜ。 

         完  


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