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レイプ犯 湯島武史
【レイプ 官能小説】

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陰と陽 -6

 自分の愛液を見ながらいやらしい気分になる。そしてその指を再び湿地帯へと戻す。掌で性器を包み、ゆっくりと上下に動かす。
 「あはっ…んん…」
モワッとした快感に甘い吐息を吐く。鼻息が荒い自分がスケベに感じる。
 「ああん…キモチイイ…」
高校以来ずっと彼氏はいなかった。彼氏を優里の彼氏と比べてしまい同等かそれ以上でないと気が収まらなかった。そんな自分が嫌で彼氏を作るのがいつの間にか怖くなってしまったからだ。オナニーも全然していない。彼氏を求める事を封印していた為、男を愛する事がなかった。本気で愛する男がいなかった為、セックスしたいと思った事もない。そんな絵里が性的欲求を抱くという事は本気で武史を好きになった証拠だ。絵里は今、物凄くセックスがしたかった。
 「ああん…湯島君…、キモチイイよぅ…ハァハァ…」
指を割れ目に這わせる。かなり滑りがいい。相当濡らしている。ヌルヌルした感触が自分でもいやらしく感じる。指先はゆっくりと割れ目を進む。割れ目の底に到達すると新たな快感が絵里を襲う。
 「あぁんっ…!あっ…あっ…!」
思わず眉を激しくひそめてしまう。ゾクゾクするような快感…女の体の核心を撫でているように思える。
 「熱い…、アソコが熱い…」
ヌレヌレの性器の火照り…頭の中は武史でいっぱいだ。
 「あっ…湯島君…そこはダメだよぅ…!ああん…!」
割れ目の先端の突起物を指で撫でる絵里。不規則に体を反応させてしまう。
 「あっ…ダメ…、ダメ…」
武史の逞しい手からは想像も出来ないくらいの繊細な指先の動きの妄想でクリトリスを撫でる絵里。
 「ダメ…湯島君…、そんなに撫でられたら絵里、したくなっちゃうよぅ…」
もう我慢出来ない。穴に何でもいいから入れたくなってしまう。いや、今すぐにでも武史にペニスを入れて貰いたくなる。しかし絵里はモヤモヤとしながらクリトリスをいじり続ける。連動して激しく胸を揉む。そして胸と下半身の熱い熱い突起物を激しく刺激する。
 「ああん…!湯島君…、キモチイイ…キモチイイ…!」
ベッドの上、体を仰け反らせ絶叫する絵里。下半身からピチャピチャピチャピチャと卑猥な音が響く。
 「ああん!ダメ…!湯島君…、イク…!イクゥ…!あっ…あっ…、湯島くぅぅぅんっ!!」
全身をバタつかせながら伸びきる体。顎を上げ唇を半開きさせながら女の悦びの頂へと達する。
 「あっ…、あっ…」
激しい痙攣が絵里を襲う。絵里にとって初めてのエクスタシーだった。その初めてのエクスタシーを武史の妄想で迎えた絵里。まるでヴァージンを武史に捧げた気分になっていた。
 「ああ…、ああっ…ああん…湯島…くぅん…」
体をピクン、ピクンとさせながらゆっくりと頂から冷めていく絵里だった。


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