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ノスタルジア
【女性向け 官能小説】

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初めての看病-5


案の定、近藤君はかなりの熱を出して寝込んでいた。
綺麗とは言えない狭い部屋に
あまり日あたりがよくない上にカーテンを閉め切ったまま寝ていたらしい。
チャイムを連打して
やっと起きてきた近藤君の後ろの部屋は見れたもんじゃなかった。

不衛生な部屋ね。

こんなところに5分もいたら病気になりそう。

ため息をついた私はパジャマと下着だけを無理やりカバンに詰めさせた。
そのあいだに私は国道でタクシーを拾い
無理やり近藤君を乗せて私の部屋に連れ込む。

少し考えたけど
やっぱり病人をソファーに寝かせるわけにも行かず
仕方なくベッドを貸してあげることにした。

「そんなこと出来ない!」と
おとなしく寝ようとしない近藤君を叱りつけ
とりあえず無理やり寝かす。

この男は全て無理やりしないとダメなのか?


やっと寝息を立てた頃は
疲れてため息を吐きだした。





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