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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第13話-2


 『うわっ、ユ、ユミさん、なんてかっこうしてるんですか!?』
 『えっ、えっと……オトコノコの、あこがれって、聞いたから……』
 『さ、さそってるんですか!? さそってるんですね!?』
 『よ、よっくんっ、あっ、だ、ダメッ、火を止めてから……あ、あんっ!』

「………」
 お隣も、考えていることは全く同じだったようだ。玄関に直通しているキッチンなので、リビングよりもさらに音は響きやすい。
「ま、まーちゃん、その、するんなら、部屋いかへん……?」
「だめだ」

 むにゅむにゅっ!

「ひあんっ、や、やっ、あ、あかんてっ!」
 胸を揉み捏ね上げられて、清子の悶える声のトーンが一段上がった。おそらく、隣にも聞こえているに違いない。
「あ、あかんっ、きこえてまうやんっ、ウ、ウチ、はずかしい……!」
「こんな格好しておいて、よく言う…」
 岡崎は、エプロンの下に潜り込ませていた右手を抜くと、むき出しになっている清子のお尻を掴み、やにわ、いささか乱暴な手つきで撫で回し始めた。
「あぅん!」
 その、甘さを伴うくすぐったさに、清子は背中を反らす。
「丸出しだったからかな? 感度、良好だ」
「や、いややっ、そ、そんなこと、いわんといてっ……!」
 言葉とは裏腹に、清子は明らかにその気になっている証を見せていて、岡崎としても、遠慮をするつもりはなかった。
「あっ、そ、そこ、は……!」
 親指の腹で、尻の間にある窄まった“出口”をいじる。
「ひっ……!」
 ぞわり、とした感覚が、その箇所から背中にかけて一気に走りぬけ、清子の身体が身震いを起こした。

 ぐに、ぐに、ぐに…

「そ、そこ、さわったら、あかんっ……き、きたないモンが、でるとこやでっ……!」
 岡崎の親指で、“出口”の表面を嬲られる。最後にその“出口”が機能を果たすために開いたのは、確か、昨日のお昼頃だったろうか。
「あ、あかんよっ……そんな、きたないとこ……さわったら、あかんて……!」
 昨夜、銭湯できっちり洗ったとはいえ、“不浄”の場所であることに変わりなく、その部分をまさか弄られるとも思ってなかったので、清子はうろたえるばかりだった。
「じゃあ、ここならいいか?」
「えっ? ……あ、ンぁっ!」
 “不浄の出口”に押し当てた親指を軸にして、岡崎の右手が時計回りに90度回る。自然、その中指は、清子の股の間に息づく“入口”に位置することになり、その指先が、敏感な粘膜をしっかりと捕捉していた。
「熱いな……それに、もう、ドロドロじゃないか……どスケベ清子」
「いやや……そんなふうに、いわんといて……」
 親指があたっている“出口”と、まさに対極にあるその“入口”は、乳房への愛撫の煽りを受けて、しっかりと潤み、粘り気のある感触で満ちていた。
「準備、万端だな」
「あ、ま、まーちゃん……!」
 “出口”と“入口”を同時に責めていた右手だけでなく、エプロンの内側で乳房を鷲掴んでいた左手も、それぞれの場所から清子の腰回りに移す。
 そのまま、清子のお尻が、自分のほうに突き出す格好をさせるため、ぐい、とばかりに、両手で手繰り寄せた。
「立ったまんまで、入れるん……?」
「ああ」
 二人の体勢は、立ったままで後ろからする、いわゆる“立位後背(立ちバック)”である。
「入れるぞ、清子……」
 トランクスを少しばかり下ろして、ギンギンに滾っている男の象徴を取り出し、その先端を、ぬめっている清子の“入口”に押し当てる。
「あ、さきっぽ、が、あたっ…て…」

 ずっ、ぐちゅり…

「ひあっ!」
 先端を少し埋めた地点で一息置いて、そのまま一気に深いところまで、“肉淫剣”を突き刺した。


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