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It's
【ラブコメ 官能小説】

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☆☆☆-6

バスルームに着くと、湊は陽向を壁に押し付け、激しいキスを繰り返した。
湊はTシャツを脱ぎ捨て、陽向を纏っているものを全て取り去ると、両手で乳房を揉みしだいた。
唇が耳に移動し、中に舌が入り込んでくる。
いつもそこを攻められるとゾクゾクして仕方がない。
と、同時にありえないほどの快感に身体が支配され、ヘナヘナと力が抜けてしまう。
「は…あぁ…ぃあ…」
「ココ気持ちいんだろ?」
「ん…んっ…」
乳首をキュッと掴まれる。
その部分からビリビリと電撃のようなものが走る。
「あっ!…あぅ」
湊の舌が耳から首筋、鎖骨、胸へと移動する。
乳首をとらえ、きつく吸われる。
舌で優しく転がされ、甘噛みされる度に、どんどん下半身が熱くなっていく。
湊の顔が同じ高さまで戻ってくる。
唇を塞がれ、再び激しく犯される。
「俺のズボン脱がせて」
湊は唇を離さずに甘く囁いた。
言われた通り、ベルトを外し、ジーパンに手をかけて下ろす。
唇は塞がれたままだ。
下着も一緒に下ろすと、丁度陽向のお腹の部分に湊のそれが当たった。
湊の手が、股間に触れる。
「すっげ濡れてる…。エッチ」
「バカ…」
そのまま指でなぞり上げられる。
何度も。
「んぁ…」
目の前のいきり立った物に指を這わせると、ピクンと反応する。
握りしめ、上下に動かす。
「んっ…」
互いを愛撫し合う。
息の上がった湊の吐息が耳にかかる。
湊は陽向の肩を掴み、後ろから抱き締めると、2本の指をいきなり中に入れ、奥の奥を激しく攻めた。
グチョグチョといやらしい音が鼓膜を刺激する。
「…んぁっ!…は…あぁ…」
「やらしー声…可愛い…」
「ぃあっ!湊…ダメ…」
「何がダメなの?」
「イっちゃう…よ…」
陽向が言うと、スッと指が引き抜かれ、指ではない物が入り込んできた。
あまりの衝撃に、目の前が涙で滲む。
「いやぁっ!!んぁっ!…っあ!」
「あっ…やっべ……キツい…」
湊は陽向を壁に押し付けて、中を掻き回すように腰を送った。
気持ちいいのかそうでないのか分からない。
後ろからされるのはあまり好きではないが、次第に快感に導かれていく自分がいた。
「あっ…はぁ……あ…湊…」
でもやっぱり寂しい。
抱き締めて欲しい…。
「湊…いや…っあぅ……やだぁっ…」
「あっ…あ…」
泣きそうになる陽向を無視し、湊は陽向の左脚を持ち上げると、空いた方の手でクリトリスを刺激した。
身体がビクンとなる。
「んやっ!あっ…あぁっ!ダメ…イっちゃうっ!」
後ろから思い切り突き上げられたと同時に陽向は絶頂を迎えて、床にへたりと崩れ落ちた。
「は…ぁっ…」
腕を掴まれ、立ち上がらされる。
足がガクガクする。
くたりと湊の胸にもたれかかると、優しく頭を撫でてくれた。
「イっちゃった?」
「いやだって…言ったのにっ!」
ぺちぺちと湊の腕を叩くと、ケラケラ笑われた。
そのままバスルームに入り、互いの身体をさっと洗い、バスタブに浸かる。
「夏に入るのもいーな」
「ですなー」
陽向は普段、あまり長湯はしないので、5分もしないうちに耐えられなくなっていた。
「顔すげー真っ赤だぞ。出るか?」
「うん…」
バスタオルで身体を拭いていると、顔だけでなく全身真っ赤になっていた。
それを湊に「赤過ぎ!」と笑われ、からかわれる。
「見ないでよ変態!」
「変態だよ?悪い?」
湊はくっきりした一重のたれ目を細め、陽向の顎を掬い上げ、唇にキスをした。
そのまま抱き上げられる。
「なっ…なに!?下ろしてよっ!」
「やだね」
湊は陽向をベッドに下ろすと、バスタオルを放り投げて陽向に覆いかぶさった。
待ったなしの強引なキスをされる。
「っあ…ぅ…」
湊の手が下半身に伸びてくる。
陽向が一番感じる部分を激しく攻める。
湊は起き上がり、脚で陽向の両脚を押さえると、クリトリスも同時に刺激した。
「あぁっ!…あ…んっ!」
陽向は湊の腕を握って、身体を震わせた。
「イっちゃう…よ…はぁっ…あ…」
「まだダメ」
湊はニッと笑うと指を抜き去り、再び陽向に覆いかぶさった。
ありえないほど濡れた秘部に、大きく、硬くなったものが擦り付けられる。
その行為がもどかしい…。
「湊…」
陽向は湊の頬に手を添えて呟いた。
「ん?」
「……」
「入れて欲しいの?」
コクッと頷く。
「じゃあ自分でお願いして」
「え…」
「言って…」
鳥肌が立つほど色っぽい声で言われる。
「あ……」
たまにクリトリスを掠め、その度に過剰に反応してしまう。
「い…入れて……お願い…」
湊はクスッと笑うと、ゆっくり先端を沈めた。
イったばかりなのに、湊のものが恋しい。
エロ過ぎる自分が恥ずかしい。
湊は先端だけをゆっくりゆっくり出し入れした。
「いやだ…もっと……」
「もっと…何…?」
「もっと…奥まで入れて…」
我慢し切れない。
めちゃくちゃにされたい…。
湊は陽向を抱き締め、根元まで入れると、ふぅと丸めた息をついた。
ゆったりとしたリズムを刻む。
「あぅ…湊っ…んぁ……」
このまま、ずっと繋がっていたい。
溶けてなくなってしまいたい。
心地良くて、あったかくて、一秒も離れたくない。
なんでこんなに好きなんだろう…。


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