知覚があったぞ!-2
「おじさん、膀胱に入れてあるバルーンを一回外して新しいのに取りかえるね。ちょっと抜くとき尿道から血がで出るかもしれないけど、我慢してね。新しいのを入れるときはちょっと尿道が痛いから。
ああ、困ったな。勃起してくれれば管を通しやすいんだけど」
チエミの奴、俺のペニスを扱き始めた。どうやら無駄とは分かっていながら勃起させようとしてるらしい。
「まあ、それは知覚してないから無理な話ね」
おいおい諦めるのか。もうちょっと努力してみたら?
「おじさん、いつになったら、あの海水浴のときみたいにモッコリしてくれるの? 本当に困ったおじさん…………チュッ」
えっ? チュッて、今どこにしたの? 俺のペニスの先っちょが生暖かい唇に吸われた気がしたんだけど……。あっ、感じて来た!
「あら……おじさん、大きくなったよ。うわあすごい。おじさんの生ペニスの生勃起だ」
おいおい、訳の分からないこと言ってないで、早く医者に報告してくれ。俺はちゃんと知覚してるってな。
「知覚があるんだ。だから感じるんだ。もしかして意識もあるのかも。そうだ、実験してみよう」
ちょいちょい!実験って何だ? 医者の指示に従ってくれよ。看護師が勝手に実験するなよ。
あっ、この野郎。俺のペニスを咥えやがった。チエミ!こらっ、チエミちゃん、オイタはいけません。
両性の合意のもとに行わなきゃ駄目なんよ! あっあっ、ますます感じて……。
「わあ、すごい。夢にまで見たおじさんのモッコリだ。これがおじさんの勃起したペニス……中学生の時からずっと憧れて来たおじさんのペニスなんだ!」
こら、勝手に憧れるな、そんなものに。思春期の女の子がずっと俺のペニスを憧れてきたなんて、そんな小便まみれのもの、申し訳ないだろう。
ああ、なんか水っぽい厭らしい音がする。だんだん大胆に頬張って吸ったり舐めたりしてきたな。
ああ、ぁぁぁ、逝く……逝く……。
「うぷっ……えっ……げほげほ……こ……これは……ザーメン?」
そうだよ……えっ? 俺射精した? それに……
「微かに……本当に微かだけど、体が痙攣している。ということは筋肉に反応があるってこと……でも困ったな。
どうやって痙攣させたかということを説明するにも、説明しようがない」
当たりめえだろう。私がフェラしたら痙攣しました、なんて報告するか、普通?
「そうだ。私だけで密かにこの方法でリハビリして、ある程度成果が出てから院長さんに報告しよう」
おいおい、勝手にそんなリハビリするなよ。この方法ってフェラして痙攣させるって奴?
「おじさん、もう安心して。私が必ずおじさんを目覚めさせてあげるから」
ありがとう……で、でもあの方法なんでしょ? 体がもたないかも……。