夏の暑い一日-2
退屈な授業を終えて、放課後。
圭一が私に頼みごとをしてきた。
「今日の放課後、一緒に教室で課題のプリント手伝ってくださいっ!」
「はあ?何で私が?」
「だってお前、勉強得意じゃん!俺一人じゃ絶対終わんねえもん!明日までだろ?絶対死ぬ!」
「…報酬は?」
「え、えと!毎日アイス奢ります!お願いします明莉様あああ!」
そのまま土下座する圭一。
仕方ないなぁ。
「ったく。いいよ、手伝う。」
「ありがとうございますううう」
「毎日アイスだからね。」
「ひぃぃぃい……。」
悶える圭一はほうっといて、席に座り、筆記用具の準備をする。
教室に残されたのは私と圭一のみになった。
「ほら、早く、課題貸して。」
「おう!」
机を向かいあう形にして、二人はひたすらプリントを解いていく。
カリカリ……というシャーペンを走らせる音だけが教室に響く。
20分後。
「うあぁぁ疲れたぁぁ。」
圭一がふんぞり返って奇声をあげる。
「うるさいなー。まだ始めたばっかりだし。」
「なぁ、明莉ってさ、隆太のこと好きなのか?」
唐突な問いかけに私は吹いてしまう。そして、むせてしまう。
「なにを急に………。」
「………好きなんだろ。」
圭一は顔を歪めた。
それは今まで見たことのない、圭一の顔だった。
寂しそうな、悔しそうな、怒っているような。
「圭一………?」
キョトンとする私。
圭一は立ち上がった。
「俺は………俺はなぁ……!」
突然の圭一の変化に、思考がついていかない。
何……これ。
「チッ……。くそ。何で……何で、隆太なんだよ!!」
そのとき、私は圭一に押し倒され、床に叩きつけられる。
全身に衝撃が走る。痛い……!
そのまま、腕を抑えられ、動けなくなってしまう。
私の上に、圭一。
「や、やめて……離して……」
抵抗する私もむなしく。
全身の痛みが体を麻痺させる。
いや、違う。
豹変した圭一の、獣のような姿に、恐怖を感じて動けなくなってしまったのだ。
まるで、金縛りにあったかのように。
圭一は、私にキスをした。
濃厚に、舌を絡められ、吸われる。
「んッ……んんッ……んんんッ……。」
口から唾液が漏れる。
圭一が口を離すと、液が繋がっていた。
もう、私は、何が何だか分からなかった。
圭一にワイシャツを脱がされ、ピンク色の下着があらわになる。
恥ずかしくて、抵抗したいのに、体が思うように動かない。
助けを求める声は、恐怖でなんとも弱々しく、喘ぎ声に変わってしまう。
圭一は、下着を外し胸を撫でるように触った。
私の体は、ビクビクと反応してしまう。
そんな私の様子を見て圭一は、一層興奮を掻き立てる。
激しく、胸を揉まれる。
「あッ………あんッ……ん…んあッ……あんッ!」
乳首をコリコリし、はじいてもて遊ぶ。
そして、舐める。舌をゆっくり動かして、堪能する。
そのあと、しゃぶりついて、吸った。
「あああっ…。や、やああッ…!」
ついに、私は全裸にされてしまう。
マンコを舐められ、しゃぶられ、刺激される。
「ああんッ………やめて……ぇ」
圭一のチンコはもう限界だった。
チンコをとりだし、穴目掛けて突き刺す。
「いやあああああ!」
パンパンパンッ
肌がぶつかりあう音が響く。
「や、いやああああああ!」
そのときだった。
ガラガラガラ。
教室のドアが開く。
そこに現れたのは。
「ーーーーー隆太!?」
「な…なにやってんだお前ら!」
「チッ。」
「隆太……た……助けて……」
「明莉!」
圭一は勢い良くチンコを抜いた。
「いやああああああああ!」
「あ……明莉!」
圭一は走って、教室を出た。
隆太は、それよりも明莉のこの悲惨な状態に衝撃を覚えた。
「明莉……大丈夫か!?」
「隆太……隆太……。」
私は隆太にしがみつく。
そんな私を、隆太は優しく包みこんだ。
「もう、大丈夫だ……。怖かったな……。もう、大丈夫だから…。」