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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈囚獣・銭森麻里子〉-5

『ふう……この小さな娘は?』

『アイツが邪魔してイイ娘が取れなかったんですよ。最初から頭数には入れてないんで……たまには部下にも“姉妹”をあげたらどうです?』


サロトも専務も姉妹には興味を示さず、サロトの部下達の新たな便器となる事になった。
初めから専務は、麻里子を姦す必要が無くなるように、この姉妹を掠ったのだ。ただ射精に使うだけのティッシュペーパーのようにしか、専務達は見ていなかったのだ。


『ところで美津紀は元気ですか?』

『元気で“ヤッて”おるよ。寝る間を惜しんで遊んでおるよ』


麻里子は麻縄の拘束を解かれて大きな布に簀巻きにされ、貨物船から下ろされた。
専務とサロトが部屋から去った後、姉妹の悲鳴が聞こえてきたが、もう二人は無関係を決め込んでいた。
その姉妹とは比較にならぬ〈逸材〉を手にしているのだから……。




――――――――――――



美津紀の監禁部屋と同じ作りの部屋に、麻里子は連れ込まれていた。

天井には頑強な鉄柵があり、それにはチェーンブロックと呼ばれる手動式の吊り下げクレーンが鎖で繋がれていた。
その下に伸びる二本の鎖は、それぞれ鉄パイプの両端に連結され、その両端にも更に鎖が下がり、同様に鉄パイプが吊り下げられていた。

その二段に吊られた下方のパイプに、黒いスーツを着た女性が固着させられ、宙に浮いていた。

成熟した女体を凛々しく彩る黒色のスーツ。
しかし、その女性の顔には黒革のマスクが被せられており、その顔は見えない。

手枷と足枷を嵌められた手足。
その手首と足首は、1メートル程の長さの鉄パイプの両端に鎖で繋がれ、恥知らずな開脚を披露しながら、その身体はブラブラと揺れている。
崩れたバランスで吊られた身体は、頭部を斜めに下げて尻を天井に向けている。数日間の航海の間に汚れてしまった白いパンティーは早くも丸出しであり、スレンダーな身体に似合わぬ大きな臀部はスカートの存在を蔑ろにしてしまっていた。


ぶら下がる女性の傍には専務と部下が二人。
そしてサロトのボディーガードらしき人物が二人。
まだ薬が効いて眠ったままの女性をジロジロと見ながら、その表情は早くもニヤけていた。


『もう直ぐ可愛い妹に会わせてやるからな』


専務は晒された太股を撫で、マスクをまじまじと眺めた。

両目の部分には金属製のファスナーが付いており、口元には丸い金属製のリングが見える。
そのリングには排水口の蓋そのもののゴム栓が捩込まれ、口そのものを単なる塞いだ穴としていた。
頭髪の一本も見えぬその頭部は、この身体さえ見えなければ性別判断は困難。

と、ドアが開いて満面の笑みを湛えた全裸のサロトが現れ、白いドレスを纏う少女がリードに引きずられて連れ込まれてきた。
赤い首輪を付けられ、口にはボールギャグを噛まされた美津紀だ。







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