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進め!日比谷研究所
【コメディ 官能小説】

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進め!-31

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
 快感の波に飲み込まれていく三人。当初のお仕置きのことなど完全に忘れてしまっている。
 それでも自分達が気持ちよくなれているのだから関係ない、とばかりに身体を貪っていく。

「はぁ……あっ、んんんぁ。精子で身体中がベトベトだ……」
「はい。ワタシもマスターも酷く精子で汚れています」
 回数にして数えるのが面倒なくらい春樹から精子を搾り取った二人。
 身体は汚れているが、二人の表情は清々しいほど満足気だ。
「それにしても……春樹さんは大丈夫なのでしょうか?」
「大丈夫だろう。春樹はまだ若いからな、一晩寝れば回復するだろう」
 二人に散々、精子を搾り取られた春樹は死んでしまっているのかと疑ってしまうくらい
にヤツレテ動かない。
「一晩……ですか」
「そうだ。一晩寝れば体力も精力も回復するだろう。だから、また明日になればコイツか
ら精子を搾り取ることが出来るんだ」
「まぁ♪」
 朋子の言葉に嬉しそうに瞳を輝かせるメア。
「あぁ、だから明日を楽しみにしてるがよい」
「はい、マスター♪」
 とても嬉しそうに自室へと戻っていく二人。そして二人が去った後の、一人残された春樹はというと――
「…………し、死ぬ。これはマジで死ぬかもしれない……」
 今日、二人にやられたことを思い出しながら、次の日の行為に頭を悩ませていたのだった。

 日比谷研究所。そこに住んでいる変わり者の科学者。
 その名も日比谷朋子。彼女には二人の助手がついている。一人は彼女が作ったロボットのメア。
 そしてもう一人は――
「さぁ春樹。今日もお前の精子を子宮に貰うからな!」
「春樹さん。今日もワタシを可愛がってください」
「…………お手柔らかにお願いします」
 可哀想な男、竹内春樹である。
 そんな三人でこの研究所は回っている。そして日々、不思議な発明をしては春樹を困らせているのだった。
「面白い物を作ったから、これを試させてもらうぞ♪」
「んぎゃぁぁぁぁっ!?」
 こんな風に。


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