進め！-27
「あたしへのあてつけの如くおっぱいばかり責めているのは腹立たしいが、その他は実に面白いな。
春樹もそう思うだろ？」
ここにきて、初めて春樹へと会話を振る。
先ほどの二人のやり取りをずっと見ていた春樹の男性器はギンギンに勃起しており、い
つ暴発してもおかしくない状態になっていた。
「どうした春樹。何か感想でも言ったらどうなんだ？ せっかくメアがこんなにもだらし
ない姿を晒しているんだ。何か言ってやるのが筋ってものだろ」
そんなことを言っているが、朋子の真意としては春樹が感想を言うことによって、メア
が恥辱の渦に巻き込まれることを期待しての言葉なのである。
自分が言うよりも春樹に言わせた方がいい。そんな判断から春樹の口から感想を求めているのだ。
「春樹、お前はメアのあんな姿を見て、どう思っているんだ？」
ニヤニヤとした笑みと口調。完全にこの状況を楽しんでいるようだ。
「す、凄く……凄くエッチです」
目をギラつかせ、男性器を勃起させている春樹の素直な感想。その様は今にもメアの姿
でオナニーを始めてもおかしくないほどだ。
「メア、春樹がお前の姿がエロいと言っているぞ？」
「んほぉぉおぉぁあぁああ！」
春樹のエロいという言葉を受け、軽い絶頂を迎えてしまう。バイブの刺激もあるが、ど
ちらかといえば春樹の言葉で絶頂を迎えてしまっている。
「ははっ、またイッたな。いいかメア。そのままずっとオナニーをしているんだぞ。あた
しがいいって言うまでずっとだ」
「は、はい……マスターの命令通りに……んはぁあっ！」
朋子の命令通り、オナニーを続ける。そして、その命令を下した朋子はというと――
「さて春樹。今度はお前にお仕置きをしなければならないな」
「え、えっと……どんなお仕置きをするんですか？」
「聞かなくとも、さっきまでのメアを見ていたら分かるだろ？」
「……はい」
メアにしたお仕置き――エッチなお仕置き。つまり春樹にも同じようにエッチなお仕置
きをするということだ。
「さぁ、そのギンギンに勃起しているチンポをあたしの前に出してもらおうか」
「……分かりました」
特に抵抗もすることなく勃起した男性器を外に出す春樹。今更抵抗をしても無駄だと悟っての行動である。
「さて、この勃起したチンポをどう苛めてやろうか。春樹、何かリクエストはあるか？」
「り、リクエスト……ですか？ べ、別にないですけど……」
「そうか。あたしの好きにしていいってことだな♪」
一瞬にして上機嫌な笑みを浮かべる朋子。どうやら何か楽しいことを思いついたようだ。
「は、博士……？ あまりいい予感がしないんですけど……」
「なに、そこまで怯える必要はないだろ。お前にもメアと同じモノを味わわせてやる♪」
「え……？ お、同じってまさか――」
「ああ、そのまさかだよ。まぁ、春樹にはマンコはないから尻の穴にコレを入れてやる♪」
朋子が取り出したのはメアに与えているバイブよりは少しサイズが劣るが、それでもな
かなかに大きいバイブだ。
同じく振動機能もあるそのバイブを春樹のお尻の穴に入れて、グリグリと弄るらしい。
「む、無理ですって！ そんなモノ入れたら壊れますって！」
「安心するがよい。その程度で人間の尻の穴は壊れたりはせんよ」
「で、ですが――」
いくら天才科学者が問題ないと言ってもやはり不安にはなってしまう。元々お尻の穴は
バイブを入れるように出来ていないから心配にもなるだろう。
「グチグチと文句を言わずに尻を出せ！」
「うぅ……はい」
基本的に逆らうことの出来ない春樹は、泣く泣く四つん這いになりお尻を朋子に向ける。
「嫌だ、嫌だと言っている割にはチンポが萎えないなぁ。実は尻の穴にバイブを入れられ
るのを期待しているんじゃないのか？」
春樹の男性器は恐怖で竦むこともなく、萎えることもなくギンギンに勃起したままだ。
「き、期待なんかしてませんよ！」
「そうなのか？ あたしの目には期待しているように見えるんだけどな」
「あひゃんっ！？」
お尻に顔を近づけて、穴に向かってふぅーと息を吹きかける。
「ははっ、息を吹きかけただけなのにヒクヒクと動いているぞ。もしかして春樹はそっち
の方の素質があるのかもしれないな」
「そんな素質、全然嬉しくないですからね」
「ま、コレを入れれば嫌でも理解するだろ」
「はぁああああぁあぁぁあんぅ！」
ヒクヒクと動いている春樹のお尻の穴。その穴の中にバイブを挿入していく。
「はぁ……あっ、あぁあ、んぁ……っ」
にゅるにゅると、すんなりとバイブを受け入れていく春樹のお尻。