初体験2-8
「!」
やっぱり痛かったです。
だから、上に少し逃げた。
私、先生が入れようとする度に、上にずり上がった。
少しずつ、上に上がっていったけれど、ついに頭が壁に当たってしまい、それ以上、上に行けなくなっちゃいました。
「!!!」
入れられちゃいました!
「処女膜喪失」の瞬間でした。
入り口を突つかれた時は「痛かった」んだけれど、入った時は「熱かった」。
同時に初めて子宮に何かが当る感覚を体験しました。
先生、奥まで入れると、しばらく動かなかった。
私、泣いちゃいました。
悲しかった訳じゃないし、感動した訳でもないし、痛すぎて泣いたのでもない。
あの時の感情は、今でも良く分かりません。
でも、涙が自然に溢れて来ちゃった。
とにかく、気持ちが溢れて来て、溢れすぎた気持ちが涙になった感じ?!
「大丈夫?」って先生が優しく言ってくれたと思うけれど、良く覚えていません。
「動くよ。痛かったら言うんだよ」って言われ(たと思う)、うなずきました。
私の中で、何かが動いてた。
もちろん、先生のあれなんだけれど、最初の方は良く分からなかった。
でも、だんだんと奥が熱くなって来ました。
さっき、処女膜が破られた熱さとは違う熱さ。
乳首やクリトリスを刺激されて感じる快感とも違う・・・。
もっと、奥が深い快感。
少しだけ痛かったけれど、じんわりと私の中心が溶け始めました。
その日、初めて、裕美との時とは違う快感を感じました。
裕美との時より感じる、というのではないのだけれど・・・。
なんか、真面目に言うと、人間の、男と女だけが作り出せる、神聖な快感・・・?!
ちょっと、大げさかな(笑)。
でも、私の中心が感じていた快感は、本当に良いものだと思いました。