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ゆっきの日記
【女性向け 官能小説】

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初体験2-4

 緊張感は取れていなかったけれど、「裕美より口が大きい」とか、「なんで舌を入れて来ないんだろう」とか考える余裕はありました。

 先生、それなりに気を使ってたんだと思う。
 裕美にどんな風に言われて、私とHする気になったのかは分からなかったけれど、とにかく「優しく」「丁寧に」って思ってたみたい。

 ベッドに腰掛けて、身体をひねってキスしてたから、少し疲れて来た。
 先生も同じだったみたいで、キスを中断して私をベッドに押し倒して来ました。

 本当に優しく(笑)。

 押し倒すっていうより、まるで腕の中で眠ってしまった子供をそっと寝床に降ろすみたいな感じ?!

 私、ずっと目をつむってました。でも、先生の顔がすぐ側にあるのは分かった。
 またキスをされると思っていたら、先生が言いました。

 「キスは初めて?」

 私、首を振りました。
 先生は、それには応えず、またキスして来ました。
 今度は舌を差し込まれました。
 今となっては、それが普通だと分かってますが、何しろそれまで裕美の唇や舌しか知らなかったから、なんか、変でした。

 「何が?」って、最初のキスで「口が大きい」って思ったけれど、舌を差し込まれた時、「厚い」って思っちゃったんです、舌が(笑)。

 その時点で、緊張感はまだほぐれていなかったけれど、ずいぶん気持ちに余裕は出て来ました。
 だって、裕美とのキスは気持ち良くて、凄く感じちゃうのに、先生とのキスは全然感じないし、気持ち良くなかったんです。

 でも、イヤじゃありませんでした。嫌悪感は無かったな。

 でも「こんなもの?!」、言い換えれば「男なんてこの程度?!」って感じでした。

 今の彼とHするまで、どこか「男のキスはそれほど感じない」と思ってました。
 今から思えば、この時がその感想の最初だったんだと思います。

 先生の手が、私のおっぱいを触って来ました。
 キスをしたまま。
 シャツとブラ越しに私の右のおっぱい全体を、包まれました。

 「やっぱり男の人」って思った。
 手が大きい。

 キスの時の「口が大きい」と感じたのとは別で、大きな手で包まれたのは気持ち良かったです。
 シャツとブラがあるから、微妙な感じは分からないけれど、大きな手全体で優しく揉まれると、裕美の「絶妙なタッチ」とは違って、安心感がありました。
 乳首がブラと擦れて、その日初めて感じました。

 「胸は触られた事あるの?」
 私、首を振りました。

 ウソです(笑)。

 裕美に毎日のように触られていました。
 でも、裕美がどう言ったか分からないけれど、ここでうなずいたら、先生をがっかりさせてしまうと思ったから。
 それに、男の人に触られた事は本当に無かったし。


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