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【フェチ/マニア 官能小説】

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山頂に沈む幻想-4

私が目を覚ましたところは、灯りもなにもない林の中だった。

「ここはどこなの?」
誰かがランタンの灯りを点けている。僅かに周囲が広くなった。
「気がついたみたいだね」
そこには明良がいた。
「明良、ここはどこ?」
「山頂の林の中だよ」
「そう。私、確かあなたと夜景を見てたと思うんだけど。どうなったのかしら」
「俺がビリビリってやったのよ」
それは後ろからの声だった。見たこともない男が立っていた。長身で痩せているけど筋肉質だ。よく見たらもう1人いる。頭の毛を逆立てた目つきの悪い男がいた。明良が口を開いた。
「紹介するよ。この背の高いのが悠二、ツン毛で目つきの悪いのが冨士雄ね」
「明良、何なのこの人達」
「友達なんだ。かけがえのない友達だよ」
私は嫌な予感がした。気味が悪いわ。
「明良、車に戻りましょ」
「どうして?」
「どうしてって…」
冨士雄が声かける。
「なあ、姉ちゃん。俺覚えてるか?」
「さっき名前聞いたばかりじゃない」
「暗いから解らんか。お前…清浄女学院OBだよな」
「な、何で知ってるのよ」
「俺なあ、奇怪高校のOBなんですわ」
私の中で遠い記憶の映像が巻き戻される。それは、私が通学バスの中で初めて聡美達と会った。その時、聡美から痴女行為をされていたのがこの目つきの悪い奇怪高校の男子生徒だった。
「どうやら思い出してくれたようで」
私は恐怖にかられた。
「だってあの時、あなたも付いて行ったじゃないの」
「確かにお前らと一緒にホテルへ行った。それから俺は散々な目に遭わされた。今でもそれがトラウマになってのう」
「そ、それは。悪かったと思っているわ」
すると明良が言った。
「謝るだけなら誰でも出来るんだよ」
「明良、何を言ってるの?」
「実は僕も奇怪高校のOBなんだよねえ」
「そんなぁ、嘘、嘘よね」
「ウチの可愛い後輩を、たかだかお嬢さん学校の生徒に犯されっぱなしとなれば、他に示しがつかないんだよなあ」
横から悠二が「そういうこと」と短く言った。この男も奇怪高校OBね。
「じゃあ明良。あなたは」
「そう、白馬村でお前達をレイプしに来たのさ」
「何で?信じてたのに」
「やかましい。お前らがどれほどの事をしてきたと思ってやがるんだ」
「それは、謝るわ。ごめんなさい。本当にごめんなさい」
明良の「やれ!」という号令のもと、冨士雄がいきなり挿入してきた。
「きゃ〜、いたぁぁ〜い」
「お楽しみはこれからだぜ」
明良がモノを私の喉元まで押し込んできた。
「苦しい…ゲホッ」
ああ…下が痛い…擦りきれるように痛い…やめて…
「おい、腰振れやコラ」
悠二が私のお尻を力一杯蹴る。ズッシリと重さが伝わる。私は堪らず「ぎゃあ」と叫んだ。
「顔だけは残してやる」
冨士雄はそう言って、ピストンを速める。いたい…いたい…
「助けを呼んでも誰も来やしねえよ」
私の股間が濡れてきた。
「お、こいつ濡れてやがるぜ」
「いやぁ…違うわ」
違う…
そんな事ない…


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