『SWING UP!!』第10話-45
べろべろっ、ぴちゃぴちゃ、べろっ、べろべろべろっ…
「あんっ、くぅんっ、んんっ、んふっ、んうぅぅぅっ……!」
秘花の“びらびら”を“べろべろ”され、桜子は悶えていた。恥ずかしさもあるが、心地よさも、同時に感じている。性感帯に受ける、生々しい感触は、間違いなく桜子の官能をたぎらせ、高ぶらせていた。
それを証立てるように、秘花の頂点にある突起が、きりりと屹立してその存在を主張していた。
「………」
つんっ…
「んきゃっ!」
鼻先で、秘芯を突っついた。びくりと腰が跳ね、強い性感の刺激に対する反応を、桜子は示して見せた。
大和は、“クリトリス”にも刺激を与えてきたのだ。体外にある性感帯の中では、最上級に位置する器官だから、そこにわずかとは言え刺激を与えられれば、たまらず体はつよく反応してしまう。
「やっ、あっ、んっ、いっ、いいっ、んんっ!」
舐められ、嗅がれ、突っつかれ。秘花と秘芯を、思う様に嬲られて、桜子は恥じらいを感じる余裕をもうなくして、立ち上る快楽に夢中になっていた。
べろべろべろっ、くんくん、べろ、つん、べろべろっ…
「あうんっ、んくっ、んんっ、んひぅっ、んあんっ!」
桜子の感度が、際限のない上昇気流を描く。大和に大事なところを舐められているという、恥辱この上ないシチュエーションを受け入れながら、桜子は昂ぶりに身を任せて、上りつめようとしていた。
「イ、イクッ……あ、あたし、ナメナメされて……クンクンされて……イ、イッちゃうょっ……!」
ぴくぴく、と秘芯が震えた。まるで、オトコノコの“おち×ぽ”のように、突起が可愛く痙攣していた。
はむっ、くにくにくにっ…
「んふぅっ!!」
秘芯を唇で、甘く噛まれた。そのうえ、舌で嬲られた。
それだけで、もう、桜子は限界に到達した。
「あ、イクッ……や、イ、イクッ、イク、う、あ、あああぁああぁぁあぁあぁっ!!」
びくん、びくん、と腰が震えた。秘花の奥から、どろりと粘度の高い蜜液が溢れ出して、大和の口周りをしとどに濡らす。潮こそ吹かなかったが、それに似たような粘液を、桜子はとろとろと垂らし続けた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
顔と胸は精液に塗れ、秘処は愛蜜に濡れ、まだ本番をしていないのに、桜子の身体はべとべとになっている。
大和の顔も同様で、汗ではない透明な粘液で、きらめきを帯びていた。
「もう一度、シャワーを浴びようか……」
桜子の絶頂が、収まりを見せた頃を見計らい、大和が言う。
「いっしょ……に?」
「うん。いっしょに」
こくり、と精液塗れの桜子の顔が、それでも可愛く頷いた。