桃-8
「和成先生っ、わたし・・・・・・」
足がしびれ、快感がどんどん上って来る。
「いいよ、僕もっ」
彼は追い打ちをかけるように、素早く腰を打ちつけた。
「あっ、あっ、あぁぁぁぁん、いくぅぅぅぅ!」
「うっ、ああ・・・・・・」
ペニスがぴくぴくと痙攣する。奥に熱いものがこぼれる。和成先生の精子。
「一緒にいっちゃったね」
彼はほほえんで、身体を起こそうとした。
「待って、抜いちゃいや」
わたしはそれを制止して、彼を抱きしめた。
「ひとりにしてほしくないの」
彼の瞳をのぞき込んだ。やわらかな光りを宿すその瞳も大好きだった。彼はそっとわたしの頭を撫で、額にキスをくれた。愛おしい。
「今晩、先生のおうちに泊まってもいい?」