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桃の最初へ 桃 6 桃 8 桃の最後へ

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 祐介さんはわたしを大切にしてくれてる。不倫だけど、遊ばれてるなんて一度も思ったことはない。リスクを犯して、本気で愛してくれる。でも、わたしにとって遠距離の不倫は想像以上につらかった。わたしは地元から離れた大学に進学したため、下宿をしている。彼は地元の塾で働いていて、仕事も忙しく、ほとんど会う機会がない。メールも電話も、家族の目を気にしていたり、仕事中だったりで、思うようにできない。仕方ないと思っているけれど、放って置かれているみたいでつらかった。わたしを愛しているくせに、仕事を守り、家庭を守り、自分の人生の中だけで生きているのが悔しかった。だから、彼の後輩と関係を持つことで、ちょっとした仕返しをしたかった。 


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